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中等部結成53周年大会へのメッセージ

中等部結成53周年大会へのメッセージ   (2018年1月14日 金舞会館)

 1・15「中等部結成記念日」53周年の首都圏大会が14日、東京・新宿区の創価文化センター内の金舞会館で行われた。
 これには池田先生がメッセージを贈り、自身の目標に向かって祈り、「さあ、やってみよう!」と、たくましくチャレンジして、何かで「努力の一番星」にと呼び掛けた。


メッセージ

題目を唱えれば生命力がみなぎる
挑戦と努力で光り輝け


 人類の希望の光と輝く皆さん、晴れやかな中等部大会の開催、本当におめでとう!
 保護者の方々、また、担当者の方々、今年もよろしくお願いいたします。
 世界192カ国・地域の創価の若人たちも、皆さん方と一緒に、「世界広布新時代 栄光の年」を勢いよくスタートしています。
 今年のテーマである「栄光」は、英語では、どう表現されると思いますか?
 意義をふまえて、「Brilliant Achievement」(ブリリアント・アチーブメント)と訳されます。「Brilliant」とは「輝かしい」という意味です。そして、「Achievement」には「努力で勝ち取る成果」という意味が含まれています。
 つまり、「栄光の年」とは、生き生きと挑戦し努力を積み重ねて、一つ一つの課題を勝ち取り、自分自身の生命を思う存分に光り輝かせていく年なのです。
 日蓮大聖人は、「花は咲いて果となり、月は出て必ず満ち、燈は油をさせば光を増し、草木は雨が降れば茂ります。それと同じように、人は善根(よい行い)を積めば、必ず栄えるのです」(御書1562㌻、趣意)と仰せになりました。
 皆さんが若くして、大宇宙の根本の法則である題目を唱えることは、最高の善根です。題目を唱えれば、生命力がみなぎり、決意を持続する勇気も湧いてきます。どうか、皆さんは、自分自身の目標に向かって祈り、「さあ、やってみよう!」と、たくましくチャレンジして、何かで「努力の一番星」と輝いていってください。
 中学時代に自分らしく苦労しながら、〝挑戦する勇気〟〝努力するクセ〟〝やりとげる喜び〟を身に付けた人は、決して負けません。一生涯の宝となります。
 最後に、世界平和の未来を託しゆく、わが信ずる中等部に健康あれ! 成長あれ! 栄光あれ! と申し上げ、私のメッセージといたします。
 風邪をひかないように。
 親孝行をよろしく頼みます。
 元気で!
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2018-01-22 : スピーチ・メッセージ等 :
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池田先生と共に 新時代を進む 第24回〜第25回

第24回 「今年こそ」と誓願の祈りを    (2018・1・5付 聖教新聞)

 新たな「栄光」の一年を、全世界の宝友と晴れやかに出発することができた。
 総本部はじめ創価の城は千客万来の賑わいであり、深き志に感謝は尽きない。
 無事故の運営に全力で当たってくれた役員の友の献身も、何と気高いことか。
 各地の新年勤行会では、青年を先頭に弘教や入会が続々と実り、喜びに沸く尊き様子を伺っている。
 「をどりてこそいで給いしか」(御書1300㌻)と仰せのごとく、地涌の人材が世界同時に舞い出ずる姿を御本仏が賛嘆してくださっているに違いない。
        ― ◇ ―
 元日、百花に先駆けて、梅が一輪、凜と花開いた。
 「一華を見て春を推せよ」(同222㌻)とは、厳寒の佐渡で認められた一節だ。
 一人また一人、大切に人華を咲き薫らせゆくところに「栄光の春」が訪れる。
 2日はスーパームーン。インドの同志からも、〝大月天が創価菩提樹園を照らし祝福してくれています〟と心弾む報告があった。
 3日には広宣流布大誓堂で勤行・唱題し、全同志の健康と幸福と勝利を祈念した。御宝前には、昨年11月に世界のリーダーが署名した「創価学会会憲」の署名簿も供えられていた。
 「異体同心」のスクラムで、一段と世界広宣流布を進め、各国・各地が平和に安穏に、繁栄していかれるよう、真剣な祈りを捧げた。
 大誓堂では、会長、理事長と語らい、いよいよ威風堂々と栄え光りゆく、わが学会の未来を展望した。
        ― ◇ ―
 わが師・戸田城聖先生は、正月の折によく言われた。
 ――妙法受持の我らは、宇宙運行の根本のリズムに乗って、心新たに「今年こそ」と立てた願いを、必ずその年の生活に実証していけるんだよ、と。
 御本仏に直結する我らの誓願の祈りが、叶わないわけがない。
 「大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず」(同1351㌻)
 いやまして強盛に題目の師子吼を轟かせ、一つ一つ「人間革命」の旗を打ち立てゆく大前進、大勝利の一年とするのだ。
 世界の創価家族と共々に、勇気凜々と大仏法を語りゆこう! 学会歌を声高らかに歌いながら、広布と人生の「栄光の年」を勝ち進もうではないか!

第25回 人材の大城を! 励ましは力   (2018・1・22付 聖教新聞)

 わが男女青年部が、日本中、世界中、いずこでも生き生きと躍動している。
 伝統の欧州教学研修会も中核を担ってくれているのは、凜々しき青年部である。
 日本では、男子部の新たな大学校が意気軒高に発足した。
 地涌の若人の本領は、舞を舞うが如く、勇んで学び、走り、語り、打ち込み、正義の陣列を広げゆくことだ。
 私も師のもとで訓練を受け切った。「戸田大学」である。まさに「師弟不二の大学校」であった。この大学校での薫陶こそ、わが青春の最高の栄誉であり、最大の幸福である。
 今、後継の大学校の俊英たちが陸続と育ってくれて、喜びに堪えない。新出発に私が贈りたい御聖訓は、佐渡御書の一節である。
 「鉄は炎打てば剣となる」(御書958㌻)
 最極の「生命尊厳の哲理」を掲げ、法のため、人のため、社会のため、苦労することほど、偉大な鍛錬はない。全てが自らの生命を宝剣の如く鍛え上げてくれるのだ。勇敢に胸を張り、朗らかに堂々と進んでもらいたい。
 佐渡御書には、「師子王の如くなる心をもてる者必ず仏になるべし」(同957㌻)とも仰せである。
 大学校に連なる丈夫よ、一人ももれなく「師子」となれ! と私は祈りたい。
        ― ◇ ―
 一人の青年が立ち上がる陰には、どれほど深い真心の励ましがあることか。
 65年前、男子部の拡大に先陣を切った私も、徹底して一人一人と会い、励まし続けた。会えない友には、手紙や葉書を書き送った。
 今、各地で人材の大城が輝きを増しているのも、尊き地域の父母や先輩たちの激励があればこそと、私には痛いほどわかる。
 私が心がけてきた「人材育成」の四本柱がある。
 第1に「指導」。友の幸せを祈り、確信込めて仏法の正義を語り切る。
 第2に「教育」。率先して模範を示し、共に行動する。
 第3に「訓練」。相手の勇気を引き出して実践できるようにする。
 第4に「擁護」。結果はどうあれ、努力を讃え、断じて守り抜くことである。
 ともあれ、「一騎当千」の一人を育てることは、千人の拡大にも通ずることを、誇りとしていただきたい。
        ― ◇ ―
 関西の不二の同志と共に、大阪事件の完全勝利を飾ってより、56周年――。この1月25日は「関西婦人部の日」である。
 関西をはじめ全国、全世界の創価家族の健康と無事安穏、そして地涌の歓喜の前進を祈る日々である。
2018-01-22 : 池田先生と共に 新時代を進む :
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御書と歩むⅡ 1〜3

御書と歩むⅡ 1 池田先生が贈る指針   (2018・1・6付 聖教新聞)

心一つに世界広布へ

 異体同心なれば万事を成じ同体異心なれば諸事叶う事なし(異体同心事、1463㌻)

通解 異体同心であれば万事を成就し、同体異心であれば何事も叶うことはない。

同志への指針
 この御聖訓を、年頭に当たり全世界の同志と拝せる喜びは、計り知れない。
 異体同心の連帯があれば、必ず広宣流布できる。これが御本仏のお約束である。
 団結の根幹は祈りだ。心一つに正義の拡大を祈ることが師子王の題目となり、慈折広布の大回転を起こす。
 地涌の誓願に立ち返って、創価家族の呼吸を合わせ、さあ、栄光の前進だ!

御書と歩むⅡ 2 池田先生が贈る指針   (2018・1・14付 聖教新聞)

明確な目標こそ前進の力

 月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし(聖人御難事、1190㌻)

通解 月々日々に信心を強めていきなさい。少しでもたゆむ心があれば、魔が、そのすきにつけ込んで襲ってくるであろう。

同志への指針
 信心は永遠に挑戦だ。たゆまず自身と戦うことである。「今日の課題は何か」「今月の目標は何か」──明確に的を定め、具体的に祈ることだ。題目の師子吼で魔を打ち破り、満々たる生命力と随縁真如の智を湧き出すのだ。
 昨年まで、そして昨日までの自分より一歩、前進する。ここに「人間革命」の喜びがある。スタートダッシュで黄金の一年を勝ち進め!

御書と歩むⅡ 3 池田先生が贈る指針   (2018・1・20付 聖教新聞)

ロマンと希望輝く青春を

 法華経を信ずる人は・さいわいを万里の外よりあつむべし(十字御書、1492㌻)

通解 法華経を信ずる人は幸いを万里の外から集めるであろう。

同志への指針
 行学の翼を広げ、友情の虹を懸けゆく人には、万里の彼方から幸福が集まる。
 若くして妙法を持ち、崇高な使命に生きゆく乙女が、幸せにならないわけがない。無量無辺の大福徳に包まれる生命哲学の博士なのだ。
 一人も残らずロマンと希望に輝く青春を! わが女子部は全員が朗らかな幸福の王女たれ! これが私と妻の願いであり、祈りである。
2018-01-22 : 御書と歩む Ⅱ :
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池田大作先生が贈る  青春勝利の大道 23〜30

池田大作先生が贈る  青春勝利の大道

第23回 平和の潮流を 青年の手で
   (2017年9月6日付 創価新報)

核兵器なき世界へ前進
 戸田先生が青年への「遺訓の第一」として託された「原水爆禁止宣言」より60年。広島・長崎・沖縄さらに神奈川の若人を先頭に、平和の潮流を広げると熱と力のスクラムを、恩師と共に頼もしく見つめている。
 「いのちと申す物は一切の財の中に第一の財なり」(御書1596㌻)と説かれる。世界の民衆の「生存の権利」を護り抜くため、「絶対に戦争はしない、させない」ということを、人類の根本理念にしていかねばならない。
 時代はいよいよ、恩師が展望された方向へ動き始めている。核兵器なき世界へ、戦争なき世界へ、生命尊厳の大哲理を掲げて、若き地涌の前進を頼む。

一人の生命に幸福の種を
 我らの進む道は、「広宣流布」即「世界平和」の大道である。
 戸田先生は語られていた。
 「広宣流布は最高の善行《ぜんぎょう》である。絶対に確信をもって進むべきだ。悪口など恐れるな! これ以上、人間の幸福と世界平和に尽くす大道はないからだ」と。
 妙法は、永遠不滅の平和をつくる究極の法理である。ゆえに、その法を弘める青年こそ、真の平和の先駆者なのである。
 日蓮大聖人は、「悦《よろこば》しきかなや・楽《たのしい》かなや不肖の身として今度心田に仏種をうえたる」(同286㌻)と仰せになられた。
 希望と幸福の種を、一人一人の生命に朗らかに蒔きゆこう。対話から平和は始まるからだ!

第24回 地域の希望の一番星に   (2017年9月20日付 創価新報)

自ら声を掛け、信頼結ぼう

 戸田先生は、新天地で挑戦を開始する青年を励まされた。
 「気負うことはないんだよ。 みんなから好かれる人となることだよ。弘法といつても、そこから始まるんだ」と。
 仏法の真髄は「人の振舞」である。明朗にして誠実な振る舞いで、自分らしく、友好と信頼の橋を築いてもらいたい。
 釈尊は、「自分のほうから先に話し掛ける人」であったと伝えられる。垣根をつくらず、 胸襟を開いて、笑顔で話し掛ける。この「開かれた対話」が、 真の仏法者の実践である。
 身近から、伸びやかに友情を育もう。その一人から、人間主義の連帯が広がるのだから。

できることから挑戦を
 学会が世界的に発展したのは、なぜか──。それは地域に根ざしたからだ。地域を大切にし、地域と共に栄えてきたからだ。
 日蓮大聖人は、「主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ね《根》もよか《吉》りけり・もよかりけりと鎌倉の人々の口にうたわれ給へ」(御書1173㌻)と教えられた。
 〝自分が今いる、この地で勝つ〟と決めて、御本尊に祈り、智慧と力を尽くすことだ。
 いずこの地域でも、青年の貢献は何よりも感謝される。爽やかな挨拶を心がけ、できることから挑戦していこう!
 創価の若人は、愛する地域で、はつらつと活躍を! 地域の希望の一番星と輝いてくれ給え!​

第25回 異体同心は 無敵の力なり   (2017年10月5日付 創価新報)

前進のスクラムの要たれ
 御聖訓には、「日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて」(御書1463㌻)と仰せである。
 苦楽を分かち、仲良く励まし合い、連携を迅速に取る──。この「異体同心」の信心の団結に、無敵の力が脈打つのだ。
 麗しきスクラムの要は、青年リーダーである。広布のリズムの中で、宝友が前進できるように、一人ひとりに光を当て、祈り抜いていくのだ。
 「悪は多けれども一善にかつ事なし」(同㌻)である。  
 御本仏に連なる創価の一善の団結に、恐れるものなど断じてない。
立正安国のために心を合わせ、青春勝利の名指揮を!

「やらんかな」の心意気で
 いざという時に「やらんかな」と勇み立つ生命は、金剛不壊の仏の大境涯を開くことができる。大変だからこそ、大きく 「心の財」が積まれるのだ。
 戸田先生は、「広布の戦いは、皆が最後は『本当に楽しかった』と言えるまでやり通すのだ」と教えてくださった。
 何事も、中途半端では喜びはない。一念を定めて祈り切り、 ベス卜を尽くして走り切る中で、人間革命できるのだ。
 「始より終りまで弥信心をいたすべし」「信心の歩を運ぶべし」(同1440㌻)である。
 社会のため、未来のため、楽しく朗らかに動き語り、共々に栄光の峰を登攀しよう!

第26回 共に人間革命の栄光譜を   (2017年10月18日付 創価新報)

勝負は最後の執念で決まる
 戦いは執念で決まる。最後の一歩まで、徹して攻め続けた方が勝つ。これが歴史の鉄則だ。
 「断じて勝つ!」という燃え上がる若き闘魂こそ、勝利の光明である。勇気ある信心の一念ほど、強いものはない。
 御聖訓には、「教主釈尊をうごかし奉れば・ゆるがぬ草木やあるべき・さわがぬ水やあるべき」(御書1187㌻)と仰せである。広宣流布の誓願の祈りには、自身を変え、環境を変え、大宇宙をも揺り動かしゆく力がある。
 臆してはならない。朗らかに自信をもって、仏縁拡大に打って出て、正義を語り抜こう!
 使命の青春の晴れ舞台で、人間革命の栄光譜を綴りゆけ!

我らの目的は全民衆の幸福
 創価学会の目的は何か――。それは、全民衆の幸福であり、平和社会の建設である。
 戸田先生は関西で叫ばれた。
 「百年の大計、いな、何千年の平和の大計をたて、もって、日蓮大聖人様の御に報ずるとともに、民衆万年の幸福を確立することが、創価学会の使命である」と。(大阪・堺支部総会)
 自分一身の幸福を超えて、縁する人々はもとより、遠大な未来の人類の幸福まで勝ち開いていくのが、我らの日々の学会活動なのである。
 さあ、今日も友のもとへ!
 心通う対話と人間尊敬の振る舞いで、誰もが生きる喜びに輝く理想の幸福郷を築くのだ。

第27回 実り豊かな友好・対話の秋   (2017年11月1日付 創価新報)

心を耕し生命の花を
 文化の秋、音楽隊、鼓笛隊の友が、勇気の音律を地域に社会に広げてくれている。芸術やスポーツなど、多彩な才能を発揮して躍動する若人も頼もしい。
 文化は英語で「カルチャー」。その語源は「耕す」ことを意味する。民衆の心を豊かに耕し、喜びの花を咲かせゆく文化運動の旗手こそ、地涌の青年だ。
 友を励まし、悩みや苦しみに挑む心の大地を耕すことも、文化の真髄の力である。
 御書には、「菊は、他の草が枯れた後にも、なお花を咲かせるので『仙草(妙なる草)』といわれる」(1095㌻、趣意)と仰せだ。
 試練の時こそ菊花のごとく、声明の花を凜と咲かせゆけ!

朗らかに幸の連帯広げて
 戸田先生は語られていた。
 「前進している人は、息吹がある。朗らかだ」「不退転の心で、朗らかに前進すれば、必ず勝利できるのである」と。
 青春には無限の未来がある。クヨクヨと後ろを振り向く必要はない。何があっても、良き友と語り合い、前へ進むのだ。
 今、世界で華陽姉妹が仏縁を広げ、幸福の連帯を築いてくれている。何と尊いことか。創価の乙女たちの賢く朗らかなスクラムこそ、乱世に平和と歓喜の光を送る太陽である。
 正しき集いは、楽しき集いだ。
 さあ、一段と仲良く楽しく、一段と明るく愉快に、「創立の月」から心新たに出発しよう!

第28回 我らは永遠に師弟の道を進む   (2017年11月15日付 創価新報)

勇敢に不二の師子吼を

 全世界の青年部と一緒に、晴ればれと「創立の月」を迎えることができた。地球を舞台に活躍する地涌の若人を、牧口先生、戸田先生も、どれほどお喜びであろうか。
 師弟は「不二」なるがゆえに、時間も距離も超えて、一体だ。私は今も毎日、戸田先生と心の対話を交わしている。
 師弟の魂は、広布の大闘争に「師子王の心」を取り出《いだ》して戦う中でこそ、受け継がれる。
 日蓮大聖人は、「一《ひとつ》の師子王吼れば百子《ひゃくし》力を得て諸《もろもろ》の禽獣皆頭七分にわ《破》る」(御書1316㌻)と仰せになられた。
 後継の青年よ、先駆を切り、勇敢に正義を師子吼するのだ。

戦う心に勇気と活力が
 わが恩師は、折伏行に励む大功徳について語られた。
 「その人の日常は御本仏に感応して偉大な生命力を涌出して、いかなる困難にも打ち勝ち、その顔は生き生きとし、体は元気にみちる」と。
 戦う心には、勇気と智慧が漲る。自信と活力が溢れる。
 たゆまぬ仏法対話こそ、生命の常勝の軌道なのだ。
 御書に、「一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり」(1448㌻)と仰せである。
 折伏に挑む青年、学会活動に励む乙女は、最も尊貴な青春勝利者なのである。
 互いに讃え、励まし合って、拡大の上げ潮を朗らかに!

第29回 広布と人生の栄光の前進   (2017年12月6日付 創価新報)

従藍而青の勝ち鬨を
 この一年、愛する若人たちは、青年拡大の歴史を見事に開いてくれた。多忙な師走も健康で、絶対無事故で、はつらつと栄光の前進を開始してもらいたい。
 「現在も
  未来も共に
   苦楽をば
  分けあう縁 
    不思議なるかな」
 今、私は、この恩師の和歌と同じ心で、宿縁深き地涌の君たち、あなたたちを見つめている。
 御書に、「青き事は藍より出でたれども・かさぬれば藍よりも色まさる」(1221㌻)と仰せだ。
 従藍而青の青年部よ、たゆまぬ成長の日々であれ! 後継の勝ち鬨こそ、師弟の栄光なり。

足下の課題に挑みゆけ
 堅固な建築には、堅固な土台がある。人生も同じだ。かけがえのない青春時代に、盤石な土台を築いた人が、勝利者となる。
 明確な目標を立て、一日一日、たくましく努力を続けることだ。足下の課題に粘り強く挑み、創意工夫を重ねていくことだ。
 自行化他の唱題の実践にこそ、一生の幸福の基盤ができる。
 日蓮大聖人は、「一を重ぬれば二となり・二を重ぬれば三・乃至十・百・千・万・億・阿僧祇の母は唯・一なるべし」 (御書1237㌻)と仰せになられた。
 いざ今日も、真剣な祈りから、勇敢な行動を! 広布の伸展は、一人の偉大なる人間革命の一歩から始まることを忘れまい。

第30回 広布の行動は究極のロマン   (2018年1月17日付 創価新報)

「自他共の幸福」祈る人に
 人は、人との関わりの中に生きている。だからこそ、自分が幸せになり、自分の周りの人も幸せにする。これが大仏法だ。
 女性の門下への御聖訓には、「因果倶時」という蓮華の法理を通して、「此の経を持《たも》つ人は百人は百人ながら・千人は千人ながら・一人もかけず仏に成る」(御書1580㌻)と仰せである。
 妙法を唱え、語り弘めて、自身と友の心に植えゆく仏の種は、必ず福徳の華と開くのだ。人のための祈りと行動は、全部、自分に還ってくる。境涯が広がり、生命が強くなる。
 青春は皆、悩みとの戦いだ。
 共に励まし合い、自他共の「人間革命」を祈ろう!

仲良き連帯を広げよう!
 戸田先生は語られた。
 「最高の生命力を輝かせて、人生の幸福を満喫するために信心に励むのである」と。
 妙法を持《たも》つ女子部は、一人ももれなく「幸の天使」である。
 華陽の乙女たちの「ロマンの集い」が賑やかに行われる。あの地この地の花咲く語らいを、私も妻も、婦人部の方々とうれしく見守っている。
 仲良く楽しいところに、人は集まる。そこから希望が生まれ、信心の喜びもあふれる。御金言には、「常にかたりあわせて」(同900㌻)と説かれる。
 不思議な縁《えにし》で結ばれた姉妹と友情を広げ、栄光の青春を颯爽と謳歌しゆかれることを!
2018-01-15 : 池田大作先生が贈る  青春勝利の大道 :
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「成人の日」記念勤行会へのメッセージ

「成人の日」記念勤行会へのメッセージ   (2018年1月8日)

 晴れ晴れと「成人の日」を迎えた宝の皆さん、誠に誠に、おめでとうございます!
 いよいよ青春の無限の力を発揮して、使命深き人生の本舞台へ躍り出ていく、わが創価の新成人の皆さんに、私は全世界の同志と共に、心から祝福申し上げます。
 日蓮大聖人は、「法華経を持つ者は、一切衆生の主に当たると、仏は御覧になっているであろう。また梵天・帝釈もこの人を尊敬されるであろうと思えば、うれしさは申しようもない」(御書1134㌻、通解)と仰せになられました。
 若くして妙法を持った皆さんほど、尊く偉大なリーダーはおりません。
 この佳き日に、現在の皆さんを育んでくれたお父さんやお母さんをはじめ、お世話になった方に感謝を表せる聡明な皆さんであってください。
 そして、今日ここから、限りない栄光の未来へ、希望に燃え、勇気に燃えて、力強く出発していただきたいのであります。
 皆さんには、人類最高の「生命尊厳」の哲学があります。「祈りとして叶わざるなし」の題目があります。そして絶対に信頼できる創価家族の励ましのスクラムがあります。
 どうか、誇り高く伸び伸びとこの信仰を貫きながら、幸福と平和の新たな潮流を、地域へ、社会へ、さらに地球へと創り広げていってください。
 大切な大切な皆さんの健康と活躍を、毎日、妻と祈っていきます。世界一の新成人の皆さんに、栄光輝け!
2018-01-10 : スピーチ・メッセージ等 :
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世界広布新時代第30回本部幹部会へのメッセージ

世界広布新時代第30回本部幹部会へのメッセージ   (2018年1月7日 東京牧口記念会館)

 「世界広布新時代 栄光の年」の開幕を記念する「世界広布新時代第30回本部幹部会」が7日午後、八王子市の東京牧口記念会館で開催された。原田会長、長谷川理事長、永石婦人部長が各部の代表、来日したSGI(創価学会インタナショナル)の友らと出席。池田大作先生は祝福のメッセージを贈った。その中で先生は、現在連載中の小説『新・人間革命』第30巻の「勝ち鬨」の章に続いて、最終章となる「誓願」の章を執筆すると発表。共に祈り、動き戦って、一つ一つ大願を成就し、自ら誓って躍り出た使命の国土に、楽土を築こうと呼び掛けた。

 かなたから、白雪に輝く日本一の名峰が見守っていた。
 燦々と降り注ぐ陽光も、師弟の大城・東京牧口記念会館に集い来った全国・世界の同志を照らしている。
 創価の「栄光の朝の門出」を、富士も、諸天も、祝福するかのように――。
 本部幹部会の冒頭、場内に喜びと決意の渦が広がった。池田先生の「書」が紹介された瞬間である。
 墨痕鮮やかに、したためられたその文字は「栄光乃城」。先生が第3代会長を辞任した翌年(1980年)の1月に書きとどめられたものだ。
 いかなる障魔も「風の前の塵」(御書232㌻)と吹き飛ばし、わが地域に、わが人生に、栄光の城を築きゆけ!――「師子王の心」がみなぎるその四文字を、会場の全同志が、熱いまなざしで見つめる。さらに、民衆による栄光の大叙事詩である小説『新・人間革命』の最終章となる「誓願」の章の執筆が発表されるや、場内は割れんばかりの拍手に包まれた。
 先生は、幹部会へのメッセージで訴えた。「地涌の『誓願』に生き抜く人生ほど、強く尊く朗らかな人間革命の劇はありません」「今、『栄光の年』の年頭に当たり、共々に『久遠元初の誓願』に立ち返って、まさしく生まれ変わった大生命力で、全民衆の幸福安穏へ、全世界の平和共生へ、全人類の宿命転換へ、勇猛精進しようではありませんか!」


元初の誓願わが胸に人類の宿命転換へ進め

創価の師弟は永遠に不二なり
勇猛精進! 誓い躍り出た使命の国土で


 一、地球を結ぶ我ら創価家族の明るくにぎやかな新年の本部幹部会、誠におめでとう!
 年の初めの忙しい中、厳冬の日本へ、燃え上がる求道の魂で勇み集われた、アメリカの皆さん、メキシコの皆さん、ヨーロッパ6カ国の皆さん、タイ・カンボジアの皆さん、韓国の皆さん、そしてブラジルの皆さん、本当にようこそ、おいでくださいました!(大拍手)
 何より、御本仏・日蓮大聖人が「道のとを(遠)きに心ざしのあらわるるにや」(御書1223㌻)と、皆さん方の深き尊き信心の志を讃えておられることでありましょう。
 この功徳は計り知れません。ありがとう! 本当にありがとう!(大拍手)

日々「心の対話」を交わす思いで
 一、きょうは、久方ぶりに東京牧口記念会館での開催となりました。
 創立の父・牧口常三郎先生が若き愛弟子・戸田城聖先生と共に、日蓮仏法を信奉されたのは、ちょうど90年前の1928年(昭和3年)であります。
 それは、法華経の極理である「広宣流布」という地涌の菩薩の「誓願」を、大聖人から、そのまま創価の師弟が受け継ぐ永遠の原点となりました。
 牧口先生の座右の御書には、力強く二重線が引かれ、格別に大切にされていた箇所があります。
 「開目抄」の「詮ずるところは天もすて給え諸難にもあえ身命を期とせん」(同232㌻)から始まる「大誓願」の一節です。
 すなわち、「大願を立てん」。そして、「智者に我義やぶられずば用いじとなり、其の外の大難・風の前の塵なるべし、我日本の柱とならむ我日本の眼目とならむ我日本の大船とならむ等とちかいし願やぶるべからず」(同㌻)と。
 御本仏の大誓願に寸分違わず立ち上がったのが、わが創価学会です。
 大聖人の御在世から一段と末法が進み、経文に説かれる白法隠没・闘諍堅固の様相が深まるなかで、我ら創価の師弟は、勇敢に自行化他の題目を唱え抜き、いかなる大難も「風の前の塵」と吹き飛ばしながら、ただただ広宣流布、また立正安国、そして令法久住の誓願を貫き通してきたのであります。
 何ものにも負けない、この民衆による平和・文化・教育の栄光の大叙事詩を、私は戸田先生の直弟子として、小説『人間革命』全12巻、さらに『新・人間革命』全30巻に書きつづり、いよいよ総仕上げに入っております。全同志の愛読、応援に、感謝は尽きません。
 そして、本日は、一点、ご報告があります。
 それは、今、連載している「勝ち鬨」の章に続いて、最終章を執筆し、タイトルは「誓願」といたします(大拍手)。
 この章では、僭聖増上慢の迫害を勝ち越え、痛快なる「魂の独立」を果たすとともに、SGIが目を見張る大発展を遂げ、世界宗教として地球社会を照らしゆく軌跡と、未来までの展望をとどめていきます。
 世界中のかけがえのない宝の友の一人一人と、日々、心の対話、生命の交流を交わす思いで力の限り執筆を続けますので、引き続き楽しみにしてください(大拍手)。

強く朗らかな人間革命の劇を
 一、ともあれ、地涌の「誓願」に生き抜く人生ほど、強く尊く朗らかな人間革命の劇はありません。何かにすがるのでもない。誰かを頼るのでもない。自分自身が妙法の当体として師匠と共に誓い祈り、動き戦って、一つ一つ大願を成就するのです。自ら誓って躍り出た使命の国土に、楽土を築くのです。
 「誓願」は、仏の生命と一体の智慧と力を湧き出していく勇気の泉です。
 「誓願」は、試練の宿命も使命に変えて勝ち鬨を轟かせる常勝の旗です。
 「誓願」は、あらゆる差異を超えて異体同心の連帯を広げる希望の光です。
 そして距離も時間も超え、「誓願」によって、師弟は永遠に不二なのであります。
 今、「栄光の年」の年頭に当たり、共々に「久遠元初の誓願」に立ち返って、まさしく生まれ変わった大生命力で、全民衆の幸福安穏へ、全世界の平和共生へ、全人類の宿命転換へ、勇猛精進しようではありませんか!
 3月の世界青年部総会を楽しみに見つめつつ、わが後継の宝友に御聖訓を贈ります。「かかる者の弟子檀那とならん人人は宿縁ふかしと思うて日蓮と同じく法華経を弘むべきなり」(同903㌻)と。
 終わりに、全同志の健康長寿と福徳無量の一年を祈り、メッセージとします(大拍手)。
2018-01-08 : スピーチ・メッセージ等 :
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2018年 「世界広布新時代 青年拡大の年」新年特集

新年の歌    (2018年1月1日付 聖教新聞)

 踊り出よ
  地涌の若人
   全世界
  幸と平和へ
   舞いに舞い征け
     
 広宣の
  父母さながら
   宝塔と
  諸仏も讃えむ
   栄光 永遠《とわ》に

 久遠より
  誓い定めし
   黄金《きん》の年
  正義の勝ち鬨
   愛する弟子と

        2018年 元旦


新年の歌   (2018年1月1日付 創価新報)

 青年《きみ》こそが
  大法弘通の
   旗頭
  地涌の底力《ちから》を
    縦横無尽に

 さいわいを
  万里の外《そと》より
   あつむ姫
  華と舞いゆけ
   陽光《ロマン》ひろげて

 生命の
  極理を究む
   哲人よ
  不屈の智慧で
   濁世みちびけ

      2018年 元旦


新年の歌   (記念カード)

 栄光の
  地涌の山脈
   創価かな
  諸天も護らむ
   平和の高嶺を

 寒風に
  負けじ魂
   冴え光れ
  さきがけの花
   宝友《とも》と咲かせて

 世界まで
  青春桜の
   スクラムを
   広げ舞いゆ 
     水魚の思いで

      2018年 元旦


今週の言葉    (2018年1月1日付 聖教新聞)

 世界一の創価家族は
 妙法と共に「日々発心」
 青年と共に「日々挑戦」
 宝友と共に「日々前進」
 皆が栄え光る一年に!




新年勤行会へのメッセージ 
   (2018年1月1日)

 日本全国、さらには世界五大州の尊き友と一緒に、晴れやかな「栄光の年」の出発、誠におめでとうございます。
 これほど深き哲学を分かち合い、これほど明るい希望で結ばれた世界市民の平和の大連帯が、いったい、どこにあるでしょうか。
 御本仏・日蓮大聖人は、妙法という大宇宙の究極の法則が持つ力を、わかりやすく3点にわたって示してくださいました。
 第1に「開く力」──一人一人に秘められた最高の仏の大生命を開いて、自他共に充実した人生を輝かせ切っていく力です。
 第2に「円満・具足の力」── 大宇宙に満ち溢れた仏の大福徳を具えて、一切を幸福と平和ヘ、円満に調和させていく力です。
 さらに、第3に「蘇生の力」──いかなる境遇の生命も蘇らせ、無限の活力をもって、新たな価値を創造していく力であります。
 人類が何より待ち望んできた完璧なる「生命尊厳の法理」は、ここにこそあります。
 さあ、我らが元初より誓い定めた、広宣拡大の黄金《きん》の一年──
 「信心即生活」の清々しいリズムで 、日々、人間革命の前進を!
 「仏法即社会」の英知の挑戦で、信頼と実証の旗を!
 「勇気即慈悲」の信念の対話で、人材の花のスクラムを!
 そして、未来へ向かって地涌の菩薩を一段と呼び出そう!
 大切な皆さん方の健康長寿と和楽安穏、一人一人の栄光の勝ち鬨を祈りつつ、「栄えあれ 創価と共に 宝友《きみ》の城」と贈ります。
 わが愛する青年部、万歳! わが偉大なる創価家族、万歳!

                         池田大作



新年のメッセージ   (グラフSGI 2018年1月号)

「栄光の旗」掲げ 平和の未来を開け!

 晴れやかな「世界広布新時代 栄光の年」の開幕、誠におめでとうございます。
 新しき一年、世界の全同志と、ご家族や友人の皆さま方が、健康で無事故で、常楽我浄の人生を快活に進みゆかれることを、そして各国・各地域が無事安穏で繁栄に包まれゆくことを、心よりお祈り申し上げます。

 我ら創価の世界市民が掲げゆく「栄光の旗」とは、いかなる旗でありましょうか。
 第1に、不退の「信念の旗」であります。
 日蓮大聖人は仰せになられました。
 「悦《よろこば》しきかなや・楽《たのしい》かなや不肖の身として今度《こんど》心田に仏種をうえたる」(御書286㌻)と。
 ひとたび妙法を受持した私たちは、すでに生命の大地に厳然と仏の種を植えております。
 「月月・日日に」(同1190㌻)、たゆむ心なく自行化他の題目を唱え、滋養を注いでいくならば、生活に家庭に地域に、尽きることのない歓喜の花を咲かせ、福徳の果実を無量無辺に実らせることができるのであります。
 世界のいずこにあっても、わが同志が生き生きと実証を打ち立てている通りです。
 どんな富も名声も権勢も、時とともに儚く移ろうことは免れません。どれほど栄耀栄華を極めようと、「生老病死」という本源的な苦悩の前には、「夢の中の栄へ」(同466㌻)に過ぎないといえましょう。
 しかし、まことの信心によって試練に挑み、変毒為薬しながら、内なる生命に積み上げた「心の財」は、何ものにも壊されず、決して消え去ることがありません。

 確固たる哲学や信念が見失われている時代だからこそ、不退の哲学の旗、信念の旗を持つ我らは、「一生成仏」という永遠にして究極の生命の栄光を、赫々と輝かせていきたいと思うのであります。

 第2に、我らの「栄光の旗」は、不屈の「平和の旗」であります。
 恩師・戸田城聖先生の歴史的な「原水爆禁止宣言」から60周年を迎えた昨年、画期的な「核兵器禁止条約」が国連で採択されました。
 その採択に至るプロセスには、わがSGIも、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)をはじめ多くのNGO(非政府組織)や各国政府等と協力し、草の根の市民運動を通して尽力してきたことは、ご存じの通りです。市民社会の連帯、民衆の強き声が国際社会を動かす力となることを、未来へ示しゆく大いなる一歩となりました。
 昨年の11月には、SGIの代表団が、バチカン市国での核軍縮国際会議に、アルゼンチンの人権の闘士アドルフォ・ペレス=エスキベル博士をはじめ、世界の識者の方々とご一緒に、参加しました。
 博士と私は、核兵器の廃絶はもとより、紛争・テロなどの暴力、環境破壊や差別や貧富の格差などによる分断などの打開を巡って、語り合ってきました。博士は、創価の青年たちの平和貢献に限りない期待を寄せてくださっております。
 博士は、私との対談集の中で語られていました。
 「自分のことしか考えられない小さな自分を乗り越えて、人々のことを考えるようになってはじめて『精神性』が生じるのです。
 そして、平和を達成するには、自身を照らす精神性──内面の光が必要です。その光がなければ、他者の光を与えることもできません」と。

 私たちの日々の実践は、一人一人の友の悩みに耳を傾け、胸襟を開いて語り合う積み重ねです。それは、どこまでも互いの生命に内在する最極の「仏性」を信じ、触発し合っていく挑戦であるといってよいでしょう。
 この地道にして粘り強い対話の繰り返しによってこそ、「人間革命」の光で自身も他者も共に照らし晴らしていけるのであります。
 「立正安国論」には「汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ、然れば則ち三界は皆仏国なり仏国其れ衰《おとろえ》んや十方は悉く宝土なり宝土何ぞ壊《やぶ》れんや」(同32㌻)と促されております。
 「立正安国」という、不屈の「平和の旗」のもと、私たちは、あらゆる差異を超えて、民衆の心の結合を一段と結び広げていきたいのであります。
 最後に、我らの「栄光の旗」は、無窮の「青年の旗」であります。
 今年の3月には、師弟の後継の儀式が行われた「3・16」から60周年を迎えます。
 今、世界中で凜々しき地涌の青年たちが澎湃と立ち上がっています。仏法対話のうねりが巻き起こり、人間主義の潮流が滔々と水かさを増しております。
 この一年、私たちは青年の育成と拡大にいよいよ力を入れながら、世界広布の未来を限りなく、「異体同心」の団結で、仲良く朗らかに勝ち開いていこうではありませんか!
 敬愛する創価家族が、それぞれの誓願の舞台で、所願満足の栄光の人生譜、そして、栄光の広布史を綴りゆかれんことを心から念願し、新年のメッセージといたします。
                            2018年 元旦

※『人権の世紀へのメッセージ』著者 アドルフォ・ペレス冨エスキベル/池田大作(東洋哲学研究所)



新・人間革命 第30巻  勝ち鬨 21   (2018年1月1日付 聖教新聞)
 
 「ああ紅の 朝明けて……」
 山本伸一は、「紅の歌」のテープを聴き、歌詞の意味を嚙み締めながら、心で青年たちに呼びかけた。
 ――雲を破り、真っ赤な太陽が昇る。刻一刻、空は紅に染まり、新生の朝が訪れる。
 「紅」とは、わが胸中に燃える元初の太陽だ! 時代を開かんとする熱き闘魂だ! 若々しき生命力の輝きだ!
 おお、旭光のごとく、世界広布へと先駆ける、凜々しき創価の丈夫たちよ! 
 「生命の世紀」を告げる暁鐘は、今、音高く打ち鳴らされ、栄光の朝が到来したのだ。
 栄光とは、不撓不屈の挑戦がもたらす、幸と勝利の光彩である。青年よ、恐れるな! 「驕れる波浪」を、そして、一切の障魔を打ち砕いて、前へ、前へと進みゆくのだ。
 広宣流布は、正義と邪悪との戦いである。正義だからといって、必ずしも勝つとは限らない。悪が栄える場合もある。ゆえに仏法は勝負なのだ。地涌の使命に生き、仏法の正義の旗を掲げ持つわれらは、断じて負けてはならない。勝たねばならぬ責任がある。
 地涌の菩薩とは、われら創価の民衆群像である。苦悩する人びとを救おうと、あえて五濁悪世の末法に出現したのだ。辛酸と忍耐のなかで、たくましく自らを磨き上げ、人生の勝利劇を演じ、仏法の偉大なる功力を証明せんと、勇んでこの世に躍り出たのだ。
 宿命の嵐が、吹き荒れる時もある。苦悩なき人生はない。しかし、広宣流布の使命を果たすために、勇気を燃え上がらせて戦う時、希望の虹は懸かり、苦悩は歓喜へと変わる。
 人間は、臆病になり、挑戦をやめ、希望を捨て、あきらめの心をいだくことによって、自らを不幸にしていくのだ。
 われらは妙法という根源の法に則り、満々たる生命力をたたえ、一つ一つの課題を克服しながら広布に走る。ありのままの自分を輝かせ、自他共の幸福を築くために。あふれる歓喜を胸に、誇らかに「民衆の旗」を掲げ、民衆の勝ち鬨を高らかに轟かせゆくために。


新春メッセージ    (2018年1月号 無冠)

皆さまは朝一番の栄光の走者
わが地域から友情と幸福の拡大を

 「世界広布新時代 栄光の年」、誠におめでとうございます。
 新しい一日も、新しい一月《ひとつき》も、そして新しい一年も、常に一番の宝の友である「無冠の友」の皆さま方の一歩から始まります。
 早朝から、凍てつく寒風の中でも、また、雪の降りしきる地域などにあっても、熱き不屈の心で、読者のもとへ聖教新聞を届けてくださる皆さまこそ、朝一番の「栄光」の走者なりと、心より感謝申し上げます。
        ◇
 今年は、恩師・戸田城聖先生から私たち青年が、広宣流布の魂のバトンを受け継いだ「3・16」の記念式典から60周年を迎えます。
 戸田先生のもとに、師弟の誓願を掲げた6千人の地涌の若人が勇み集った大儀式を報道したのは、前年の8月に週刊8ページ建てに発展した聖教新聞であります。その聖教を携えて、広布後継の滾《たぎ》り立つ息吹を、日本全国の津々浦々で分かち合ってくださったのは、当時の「無冠の友」でありました。
 そして今、世界同時進行で展開する広宣流布の大回転も、「無冠の友」の偉大な「行躰即信心」のギアあればこそ、全同志の前進のエネルギーとなって、一人一人に脈動させていけるのであります。
 御本仏・日蓮大聖人は、「随喜する声を聞いて随喜し」(御書1199㌻)と仰せになりました。日々、新たな「随喜」の波動の起点となりゆく皆さまの「五十展転の功徳」は、まさに無量無辺なのであります。
        ◇
 先日、小学5年生の少女のすばらしい作文を、うれしく拝見しました。あるエッセーコンテストで、見事に入選した作品です。
 関西の聖教新聞の販売店主として、朝早くから奮闘する父との心の交流が綴られています。
 「お父さんは、教えてくれました。新聞が各家庭に届くまでには、たくさんの人の力が必要で、まず新聞の記事を書く記者さん、新聞を印刷する印刷会社の人たち、新聞を運ぶ運送会社の人たち、そして、一軒一軒、大切に届けてくれる配達員の人たち」というのです。
 「手元に届いてこそ」と題された、このエッセーは、こう結ばれています。
 「毎日毎日休むことなく新聞が届くのを待ってくれている人のために、がんばっているおとうさん、支えてくれているすべての人に、ありがとうを伝えたいです」と。
 「無冠の友」を誉れのアンカー(最終走者)とする真心と誠実と感謝のリレーを、私たちは、かけがえのない地域社会の信頼の柱として、次の世代へ託していきたいと思うのであります。
 私の妻が知る神奈川県のあるお母さんは、地区婦人部長の任命を受けてから、その後、聖教の配達員を担い立たれました。
 ご主人やお子さん方の応援を受けながら、配達員歴は20年を超えております。
 その姿を見つめてきた次男の方も一昨年から配達することになり、お母さんは「親子2代で〝無冠の友〟の使命を果たせることが何よりの幸せです」と毅然と語られています。
 私と妻が朝な夕な祈り続けているのは、広布にひた走る気高き「無冠ファミリー」が、創価学会の永遠の五指針、すなわち「一家和楽の信心」「幸福をつかむ信心」「難を乗り越える信心」「健康長寿の信心」そして「絶対勝利の信心」を体現され、常楽我浄の栄光に輝きわたることです。
        ◇
 私が敬愛する、タイの名門タマサート大学のノーラニット評議会議長(元学長)は、聖教新聞のインタビューで、「友人をつくる」ことが「平和をつくる」ことと示されています。
 「地域に友人が広がれば、地域に平和が築かれます。世界に友人が広がれば、世界に平和が築かれます。その実践は自分自身にも平和をもたらします」といわれるのです。
 身近な「友情の拡大」から「幸福の拡大」を、さらに「平和の拡大」を──。
 この先頭に立つのも、わが「無冠の友」です。
 思えば、婦人部の愛唱歌「今日も元気で」が誕生したのは50年前の「栄光の年」でした。

  ♪あかるい朝の
   陽をあびて
  今日も元気に
   スクラムくんで……

 新たな「栄光の年」も、この歌の心のままに「あかるい朝」の無冠のスクラムで、人と人、心と心を結び、わが地域から、共生社会と世界平和の光を広げていこうではありませんか!
        ◇
 使命深き皆さま方であればこそ、夜明け前の暗い中を配達することが多いこの時季にあって、一日また一日、体調を整え、絶対に無事故でありますよう、よろしくお願いいたします。
 そのためにも、どうか、睡眠不足にならないように、聡明に工夫してください。
 大聖人は、「此の妙の文字は月なり日なり星なりかがみなり衣なり食なり花なり大地なり大海なり、一切の功徳を合せて妙の文字とならせ給まう、又は如意宝珠のたまなり」(同1484㌻)と仰せです。
 大切な大切な、愛する久遠の家族の皆さまが、この「一切の功徳」に厳然と包まれゆくことを、私と妻は強盛に祈り抜いてまいります。
 さあ、ますます勇気凜々と、ますます希望に燃えて、「無冠」の大道を、これからも朗らかに大行進していきましょう。どうか、お元気で!


大白蓮華 巻頭言   (2018年1月号 大白蓮華)

未来までの栄光ひらく一年に!

 初代・牧口常三郎先生と2代・戸田城聖先生が、日蓮大聖人の仏法を信奉なされたのは、1928年(昭和3年)のことである。
 仏法の日本流伝より700年にして、御本仏が出現され、さらに700年を経て、創価学会が誕生した。実に壮大にして、不思議なるリズムといってよい。
 牧口先生が深く拝されていた御文は、「観心本尊抄」の「天晴れぬれば地明かなり法華を識る者は世法を得可きか」(御書254㌻)の一節であった。
 この仰せのまま、57歳で実践を開始した先生は「言語に絶する歓喜」をもって、それまでの生活を一新し、「暗中模索の不安」や「生来の引っ込み思案」も一掃できたと感激し、感謝しておられる。
 「随喜するは信心なり信心するは随喜なり」(同835㌻)という地涌の生命の躍動が、ここにある。
 牧口先生は、広宣流布と立正安国へ、いよいよ遠大な目的を掲げ、畏れなく大胆に、諸天善神を揺り動かしながら、勇猛精進していかれたのである。
 日蓮仏法の奥義は、果てしなく深遠である。
 学会精神の真髄は、どこまでも崇高である。
 先師と恩師の入信から90星霜。創立の父が殉教の日まで貫き通された偉大な初心に、私たちは、今再び、全世界の新入会の友と一緒に立ち返りたい。
 「うれしきかな末法流布に生れあへる我等」(同1439㌻)と胸を張り、「太陽の仏法」とともに、生活を社会を、そして世界を照らし晴らしていくのだ。
 我らは、この一年を「栄光の年」と定めた。
 「栄光」は、どんな逆境でも、太陽のように一日また一日、たゆまず前進し抜く生命に輝きわたる。
 大聖人は、紛然と競い起こる「三障四魔」に立ち向かう池上兄弟と夫人たちを励まされた。
 「今度《こんど》ねう《忍》じくらして法華経の御《ご》利生心みさせ給へ、日蓮も又強盛に天に申し上げ候なり、いよいよ・をづる心ねすがた・をはすべからず」(同1084㌻)
 思うにまかせぬ時こそ、「今に見よ」と歯を食いしばって勇敢に祈り、勇敢に戦い続けていくのだ。
 御本仏が、厳然と全てを御照覧くださっている。悪戦苦闘の只中でこそ、栄光の因が刻まれる。いな、それ自体が、未来までの栄光の物語となるのだ。
 我らには、題目という究極の生命の勝ち鬨がある。
 「法華初心成仏抄」には、明快に説かれている。
 「一度《ひとたび》妙法蓮華経と唱うれば一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音《ただひとこえ》に喚び顕し奉る功徳・無量無辺なり」(同557㌻)
 今日も、妙法の音声《おんじょう》を朗々と響かせ、わが家族、わが友、わが地区、さらには、わが国土からも仏性を涌現させながら、自他共の栄光を勝ち広げよう!
 末法一万年の果てまで、大法弘通を託されている学会だ。「この一年あればこそ」と後世から謳われゆく栄光の歴史を、共々に飾り綴ろうではないか!

 創価山
  来たれる友は
   金色《こんじき》に
  いのち輝く
   勝ち鬨城かな


光の星のメッセージ 第9回 ネパールのヒマラヤ  (2018年1月1日付 少年少女きぼう新聞)

目標を立てて、さあ出発!

 みなさん、新年おめでとう!
 2018年が始まりました。
 みなさんは、21世紀の始まりの時期に誕生した希望の王子であり、王女です。ですから、みなさんの成長とともに21世紀は明るくかがやいていくのです。
 新しい1年も、目標を決めて、いっしょに元気よく出発しよう! 
 目標に向かって挑戦すれば、大きく前進していける。勇気を出して挑んだ分だけ、夢に近づいていく。毎日が楽しく、じゅう実する。山だって、高く登れば登るほど、広くすばらしい景色をながめられるのと同じです。
 できることからでいい。新しい何かに思い切り挑戦してみよう。山の頂上を目指して一歩また一歩と登っていくように!
        ★ ★ ★ ★ ★
 みなさんは「ヒマラヤ」という名前を聞いたことがありますか?
 この地球上で一番高い8848メートルのエベレストをはじめ、日本一の富士山の2倍以上も高い山また山が、たくさんならんだ大山脈です。
 このヒマラヤがそびえ立つ国の一つが、ネパールです。
 1995年11月、私はネパールの首都カトマンズを訪れました。
 大学での行事が終わった夕方、友人が「ヒマラヤが見えるかもしい」と、郊外の丘へ案内してくれました。でも、着いた時は夕焼けの空のもと、山は雲にかくれていました。
 私たちの姿を見て、遊んでいた子どもたちが集まってきました。みんな、きれいな目をキラキラとかがやかせていました。
 その時です。山をおおいかくしていた雲が、まるでカーテンが開くように晴れました。
 夕日は、まもなくしずもうとしています。
 その最後の光に照らされ、黄金にかがやく巨大な山が、堂々と姿を見せてくれたのです。
 「今だ! 今しかない!」
 私はカメラを向けました。
        ★ ★ ★ ★ ★
 いつも悠然とそびえ立っているヒマラヤの山々。ふだんは口数の少ない、いげんのあるおじいさんです。でも時折、やさしいまなざしで、村の子どもたちに語りかけてくれます。
 ──やあ、みんな元気かな。
 高いところから失敬、失敬。
 きょうは雲が晴れて、みんなが暮らす村も、みんなの顔も、よく見えるわい。
 じゃが、高いところは楽しい事ばかりではないぞ。風は強いし、雪は積もる。それでも、こうやって負けずに立っているんじゃ。
 そうそう、きょうはみんなに、わしのすばらしい、負けじ魂の友だちの話をさせてもらおう。
 それは「アネハヅル」というわたり鳥たちじゃ。
 体が1メートルにもならなほどの、ツルの中では一番小さな鳥じゃ。地面が平らなところでは、そんなに高く飛ぶことも、できはせん。
 ところが、このツルたちは冬になると、ものすごい挑戦を始めるのじゃ。この高いヒマラヤの山を越えて、暖かい国に向かっていくんじゃよ。
 おどろいたことに、ふだんはそんなに高く飛べないこの子たちが、一生けんめいにつばさを広げて羽ばたきながら、山のまわりに吹く強い風をとらえて、みんなでいっしょに、どんどん高い空へと上っていくのじゃ。
 「大丈夫かい? そんなに小さな体では、8000メートルもある、わしの頭の上を飛び越えていくのは、とても無理じゃろう」
 わしは、思わずそう言った。
 しかし、たくさんのツルたちは言うのじゃ。「それでも、やってみなければ分からないよ」と。
 ツルたちは、はげまし合うように、空で一列になり、少しずつ高く、高く上っていく。時にはうまく風に乗れなくて地面に押しもどされることもある。でも、あきらめることなく、また高い空へと挑んでいくのじゃ。
 上空は水がいっしゅんで氷になるマイナス40度。酸素も、うすくて息苦しい。風は嵐のように激しい。でも、つばさを広げたアネハヅルたちは、負けない。何度だって挑戦する。
 どれくらい時間がたった時じゃったか。ツルたちはとうとう、1羽、また1羽と、次々にわしの頭を飛び越えていったのじゃ。
 「なんと、ついにやりおった!」
 わしは思わず、はく手を送った。ツルたちは自分に勝った喜びにあふれ、太陽をあびて金色《こんじき》にかがやき光っている。
 そして、晴れやかな笑顔で手をふって、暖かい国を目指して、空の向こうへと舞い飛んでいった。みんなも、きっと同じじゃよ。大きな目標に向かって進めば、それだけ大きな力が出るもんじゃ。
 みんなの挑戦を、わしは、ずっと見守っておるぞ──。
        ★ ★ ★ ★ ★
 ネパールは、仏教を最初に説き始めたブッダ(釈尊)が生まれた国です。ヒマラヤの写真を撮ったあと、私は、集まっていた子どもたちに呼びかけました。
 「ブッダは、偉大なヒマラヤを見て育ったんです。あの山々のような人間になろうとがんばったのです。堂々とそびえる勝利の人へと自分をつくり上げたんです。みなさんも同じです。すごいところに住んでいるんです。必ず、偉大な人になれるんです」
 早いもので、もう23年になります。当時、出会いを結んだネパールの少年少女たちも、みんな立派な青年に育ちました。世界で大活躍する様子を伝えてくれる友もいます。
 今、私の何よりの楽しみは、少年少女部のみなさんが、ヒマラヤのようにそびえる「勝利の人」へと成長していく姿を、思いえがくことです。
 みなさんが、この1年、どんな夢を広げるだろう、そして夢に向かってどんな目標をかかげて、挑戦し羽ばたいてくれるのだろうと考えるだけで、私の心は、はずみます。
 みなさんが、がっかりしたり、くやしい思いをしたりしている時も、私は、ずっとずっと、みなさんを信じ、応援し、題目を送り続けていきます。
 さあ前進だ! 向上だ! 飛翔だ! 自分自身の夢に向かって、いっしょに挑戦を開始しよう!

池田先生とヒマラヤの国・ネパール

 池田先生は1995年10~11月にネパールを訪問し、名門トリブバン大学で講演を行うとともに、同大学から名誉文学博士号を受けられました。
 その翌年、先生は東京・関西創価小学校の入学式に送ったメツセージで、ヒマラヤを飛び越えていくアネハヅルの話を通して、次のように語っています。
 「みなさんには、絶対に負けない『勇気のつばさ』『希望のつばさ』があります。何があっても、がんばりぬく人が、一番、偉いのです」
 先生は97年に、ネパールを舞台にした創作童話『ヒマラヤの光の王国』も作られました。今では中国語(繁体字)と韓国語に翻訳され、アニメにもなっています。


未来対話 夢の翼 第9回 芸術家──「無限の向上」の人  (2018年1月1日付 未来ジャーナル)

最高峰を目指して前進!

 ──「世界広布新時代 栄光の年」が晴れやかに幕を開けました。未来部のメンバーは、新たな決意に燃えています。

池田先生 みんな、あけましておめでとう!
 「栄光の年」は、何よりも未来部の皆さん一人一人が、元気に栄え光っていく年にしよう!
 日蓮大聖人は、「未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書231㌻)と示されています。「今」の新鮮な決意が、一年を開く力となる。
 「決意は力なり。栄光への出発なり」──そして、その決意を持続し、成就させる原動力こそ、毎日の勤行・唱題なのです。
 「きょうは、これに挑む」「あすは、これをやり切る」と祈りの中で決意を定め、一日一日を悔いなく、朗らかに飾っていこうよ!
 受験生の皆さん、本当にご苦労さま! 健康で、ベストを尽くせるよう、朝な夕な、真剣に題目を送っています。

 ──メンバーは毎月、この連載を心持ちにしています。これまで幅広い職業について触れていただく中で、「夢が明確になりました」「勉強する姿勢が変わりました」と喜びの声が続々と届いています。

池田先生 うれしいね! 私も、皆さん一人一人と直接、対話する思いで、この連載に臨んでいます。
 未来部時代は、誰もが「将来、何をしたいのか」「自分に何ができるのか」と考え、悩む時期です。時には、自信をもてないこともあるかもしれない。
 しかし、皆さんは、一人も残らず使命ある人です。無限の可能性があります。だからこそ、世界の平和のため、人々の幸福のために、大いに学んでほしい。真の実力を磨いてほしい。人間として最も「正しい道」を、胸を張って進んでいただきたいのです。

 ──今回のテーマは「芸術家・アーティスト」です。音楽、演劇、舞踊、文学、美術・工芸、写真、芸能、理美容、服飾・スタイル、デザイン、映像制作……どれも華々しいイメージがあり、皆の憧れの職業です。

池田先生 「この音楽を聴くと、元気が出る」「この絵を見ると勇気が湧く」「散髪すると新しい気持ちになる」──皆さんも常日頃、身近な生活で、〝芸術〟に触れているのではないだろうか。
 私も若き日から、芸術の力に励まされてきました。質素なアパート暮らしでも、蓄音機(昔はこういったんだよ)で、よくレコードをかけました。とりわけベートーベンの交響曲第5番「運命」は、私の大好きな作品です。レコード盤の溝がすり減るくらい聴きました。
 恩師・戸田城聖先生の事業の危機に立ち向かった時も、この曲を聴いて、勇気を奮い起こしました。
 作品は、べートーベン自身の「運命」との闘争を物語っています。聴覚を失うという、音楽家として最も厳しい運命と格闘し、数々の名曲を創造していったのです。
 「どんなことがあっても運命に打ち負かされきりになってはならない。──おお、生命を千倍生きることはまったくすばらしい!」
 この音楽の英雄の信念が苦闘の日々の私を鼓舞してくれました。そして競い起こる全ての試練を乗り越えていったのです。
 今、私の〝手作り〟の音楽隊と鼓笛隊の友が、日本中、世界中に希望の音律を響かせてくれています。
 東日本大震災や熊本地震などで被害を受けた地域では、どれほど多くの方々が、その〝魂のメロディー〟に勇気づけられたことか。
 芸術は〝生命の火花〟です。
 いかなる運命に直面しようと、「にもかかわらず」「それでも」「だからこそ」という不屈の炎を、生命に赤々と燃え上がらせてくれるのです。

 ──池田先生が創立された民主音楽協会(民音)は、本年、55周年、東京富士美術館(富士美)は35周年の佳節を迎えます。今や民音は、国内での公演は7万9000回を超え、交流国は108カ国・地域に広がりました。また、富士美は、国内屈指の西洋絵画コレクションをはじめ、所蔵作品は3万点に及びます。

池田先生 「私は恩師から「青年は一流に触れ、自身を高めよ!」と徹底的に薫陶を受けました。
 一流の音楽を聴く。一流の絵画を観る──それは弟子としての真剣勝負でもあったのです。
 民音、富士美を創立したのも、「広宣流布は文化運動だ」との恩師の指針を具現化するためでした。当初は、反対の声もありました。芸術は〝特別な人たちのもの〟という風潮があったからです。
 しかし、芸術に触れる感動は、世界共通です。芸術を万人に開き、芸術の力で世界の人と人を結ぶ。心と心を通わせる。これこそが、民音と富士美の使命なのです。今日の大発展の様子を、恩師も会心の笑顔で喜んでおられることでしょう。
 ともあれ、皆さんにも、存分に「一流」の作品に触れていただきたい。また、貪欲なまでに「一流」の人物から学んでほしいのです。

 ──昨秋、民音公演で、世界最高峰のジャズ音楽家であるハービー・ハンコック氏とウェイン・ショーター氏らが演奏し、大反響を呼びました。お二人はアメリカSGI(創価学会インタナショナル)の芸術部のリーダーであり、池田先生とご一緒にてい談集『ジャズと仏法、そして人生を語る』を発刊しています。

池田先生 「ハンコックさんとショーターさんのご家族は、宝の同志です。
 超一流の芸術家であることはもちろん、人間としても超一流です。未来部の皆さんにとって、手本となる生き方を示してくださっています。
 お二人がSGIに入会したのは1970年代です。すでに、音楽家として名を高めていた頃でした。さらに最高の演奏を追究する中で、「最高の哲学」を渇望していたのでしょう。
 ハンコックさんは当時、同じバンドのメンバーから仏法の話を聞きました。エネルギッシュな演奏で聴衆を魅了し続けていた方でした。
 ある時、ハンコックさんは彼に疑問をぶつけました。〝君が新しい哲学か宗教を実践していると聞いた。それが何か知りたい〟と。
 すると彼は、南無妙法蓮華経の題目について語り始めました。ハンコックさんは半信半疑ではあったものの、「試すだけでいいのなら、失うものは何もない」と祈り始めたのです。仏法を実践する中で、ハンコックさんの心が変わっていきました。
 それまでは、一人の「音楽家」として「どんな演奏をするか」ということに、こだわっていました。それが、一人の「人間」として、「目の前の一人のために、自分が心から信じるものをどう表現するか」との姿勢に変わっていったというのです。
 ハンコックさんは語っています。「真の芸術家には、まさに永遠の生命や人間の無限の可能性のように、学習し、探究し、成長し、人生のあらゆる側面と結びつく限りない能力があり、そこに終着点はないのです」
 学び続ける人、探究し続ける人、成長し続ける人に、行き詰まりはない。
 この無限の「向上心」こそが、芸術をはじめ価値創造の極意です。若くして「最高の哲学」を持《たも》った皆さんには、さまざまな分野で、最高の次元を目指して努力していただきたいのです。

 ──ショーターさんは、40歳の時に信心を始めました。奥さまで今は亡きアナ・マリアさん教えてくれたのです。

池田先生 「アナ・マリアさんは、素晴らしい人格の方でした。ショーターさんは、先に入会した彼女がどのように変わるのかを、ずっと見守っていたそうです。
 そして、日に日に成長する彼女を見て、ショーターさんは驚きました。思わず、「仏法を教えてほしい」と頼みこんだのす。実践を重ねてきたショータさんは今、心から感じています。〝演奏は上手だが、中身のない、見せかけのアーティストにはなりたくない。もっと成長しなければ〟と。そして、聴衆一人一人に、人間としての〝目覚め〟を生み出せる演奏をと、追究し続けているのです。
 ハンコックさんも、ショーターさんも、芸術家は「人間としての成長」こそが最も重要であると強調しています。そして「己の内面にあるものが、自らの芸術によって語られる物語の源泉となる」と訴えています。
 芸術は、目に見えない魂の「力」を、見える「形」に表し、「力」と「形」が渾然となって、新しい「命」を得たものです。この〝生命の火花〟を生み出す心が、お二人にとっては信心であり、題目なのです。
 芸術の道は、険しい茨の道です。誉れの芸術部の友は、あえて、その苦しい道に挑み、困難を乗り越える中で、揺るぎない人格を鍛え、実力を磨いています。まさに、生命の「栄光」の先駆者です。
 有名であるとか、人気があるとか、芸術には、そうした評価の次元もあります。しかし、最も大切なことは、どんな境遇にあろうとも、心がどうかです。いかなる哲学をもち、いかなる行動をし、いかなる創造をしているかです。
 試練にあっても、心さえ負けなければ、必ず輝いていける。どこまでも「心こそ大切なれ」(御書1192㌻)なのです。私は、皆さんの中から、偉大な芸術家が陸続と世界へ羽ばたいていくことを、期待してやみません。

 ──学会の年間テーマに初めて「栄光」の二字が掲げられたのは、50年前の1968年(昭和43年)でした。この年の4月には、創価学園の第1回入学式が行われました。先生が日中国交正常化提言を発表したのは9月のことでした。

池田先生  創価の平和・文化・教育運動の大きな布石を打った年でした。あれから半世紀、創価の人間主義の連帯は、192カ国・地域に洋々と広がっています。
 そして今、新たなる「栄光の年」の開幕です。それはまた、新たなる50年に向けての大航海の始まりです。
 本年のテーマの「栄光」は英語で「Brilliant Achievment(ブリリアント アチーブメント)」と訳されています。「輝しき偉業」という意味です。広布と人生の「輝かしき偉業」を成し遂げる1年に、という誓いと願いが込められました。
 今、世界の同志も、世界中の未来部も、わが「栄光」に向かって、力強く歩みを開始しました。
 私にとって一番の栄光──それは、皆さん方の成長であり、勝利なのです。
 さあ、次なる50年を担いゆく君よ、貴女《あなた》よ! 私と一緒に、世界の友と一緒に、自分自身と我らの地球の輝かしき「栄光の未来」を開きゆこう!

参考文献はロマン・ロラン著『べートーヴェンの生涯』片山敏彦訳(岩波文庫)
2018-01-03 : 新年特集 :
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