世界の文学を語る

世界の文学を語る ロへリオ・M・キアンバオ/ヘンリー・インダシガン他対談 

  単行本 潮出版社 2001.11.3刊 ¥1890(税込)

はじめに                         池田大作
序文   「ホセ・リサールの『革命と文学』」に寄せて   ロヘリオ・M・キアンバオ
序文   「アフリカの世紀」と世界の文学         ヘンリー・インダンガシ

第1章 ユゴーとフランス文学 対談者 フィリップ・モワンヌ/高村忠成
 1.精神の飛翔──心を解き放つ「文字」の翼
  ユゴー生誕200年を目前にして
  「読書」の光を啓発するために
  文学は「人間が人間らしく生きる糧」
  一流の文学を教材に「人間」「世界」を学ぶ
  ユゴーたち文化人が集ったビエーブルのロシュの館
  世界中で読まれるフランス文学のロングセラー
  1000年を超えて綴られたユマニテ(人間性)のための闘い
  ユゴー直筆メモからわかった創作のプロセス
  『九十三年』──人間に対する人間愛の勝利  
 2.魂の勝利──精神の連帯の運動
  魯迅にも影響を与えたユゴー文学
  フランスが輩出した20世紀の世界的作家
  時代を真正面から見すえるのが第一級の文学
  ユゴーが敬愛した思想家ヴォルテール
  堕落した宗教に対する容赦のない言論戦
  フランス議会演説でのユゴーの獅子吼
  ユゴーが説いた「人間革命」の理念
 3.歴史の審判──執念のペンの勝利
  ユゴー文学記念館に寄せられる大きな期待
  迫害にさなかに書かれた畢生の傑作
  家庭人としてのこまやまな愛情
  「精神の自由」を獲得するための教育の力
  死刑制度の廃止を主張しつづける
  仏法にも通じる生命観、生死観
  キューバの使徒ホセ・マルティとの語らい
  「世界共和国」への壮大なビジョン
  
第2章 ホセ・リサールの「革命と文学」 対談者 ロヘリオ・M・キアンバオ/西原賢太郎
 1.希望の哲学──フィリピンの民衆パワーの源流
  「最も偉大なマレー人」と讚えられる英雄
  未来の世代に平和への理想を託す
  生涯心から離れなかった毅然たる母の姿
  『巌窟王』の主人公に自分をなぞらえた少年時代
  眠る時間も惜しんで読破した膨大な書物
  リサール博士の眼に映った明治時代の日本
  フィリピンと日本の交流への熱き思い
 2.人間教育の光──「大衆の福祉」を実現するために
  リサール博士の多岐にわたる執筆活動
  人類史上に特筆される語学の天才
  最初の長編小説『ノリ・メ・タンヘレ』
  祖国フィリピンの実情をありのままに描き出す
  堕落した宗教権力との猛然たる戦い
  奴隷がいなければ暴君はなし───民衆よ目覚めよ
  流刑地で学校をつくり、子どもたちを教育
  「知力以上の武器はなく、自分の心に優る力はない」
 3.魂の勝利の文学──21世紀の青年たちへ
  映画『ホセ・リサール』の大ヒット
  貧窮のなかから生まれた傑作『エル・フィリブステリスモ』
  暴力によらない漸進的な書改革の道を模索
  書かれなかった三作目の小説の構想
  「正義のペンの力」でフィリピンの国民を永遠に導く
  “もう一度やり直したとしても、私はこの道を選ぶ!”
  博士の辞世の詩「別れのあいさつ」
  処刑を阻止しようと立ち上がった親友
  死してなお祖国を守り、勝利に導く
  リサール精神を21世紀へ伝えていく使命

第3章 不滅の巨匠 ゲーテの「詩と真実」 対談者 田中亮平/寺西宏友
 1.豊かな創造の四季──宇宙のリズムとの共鳴
  「人間復興」をめざし戦い続けた巨人
  「世界同盟」「世界文学」を展望する広大な精神
  ゲーテの生家に文豪の面影をしのぶ
  “天才”を育んだ子育ての秘訣
  子どもを一個の人格として敬うことの大切さ
  人々の生活を通して得た「人間」を見抜く目
  自己を鍛える「鍛冶屋」・ヘルダーとの出会い
  青春の書『若きウェルテルの悩み』の尽きせぬ魅力
  作品に描かれる自然と人間との共鳴
  聖職者たちから悪書と非難された『ウェルテル』
  詩人シラーとの美しく深い友情
 2.人生の詩──人間の中へ、人間のために
  地球や宇宙を一つの「生命」ととらえる視点
  人間ゲーテの第二の誕生──イタリア旅行
  苦手なものも荒治療で克服した豪胆さ
  「教養小説」としての『ヴィルヘルム・マイスター』
  今あるがままの自分を鍛え、人間として完成させていくこと
  「修行時代」に登場する愛すべき少女
  『遍歴時代』に挿入された“短編小説”の奥深さ
  ゲーテが理想とした「師弟」の教育観
  教育には「人生」に対する明確な目的観が不可欠
  アメリカ合衆国に未来を託す
 3.はじめに行動ありき──「女性の世紀」「教育の世紀」へ
  ゲーテが新世紀の主役として期待した「清新な女性」
  ドイツ人の精神性に深く根づくゲーテ作品
  ゲーテが全生涯を注いだ大作『ファウスト』
  悪魔とファウストが交わした「重大な賭け」
  最も愛される場面「グレートヒェン悲劇」
  “苦難に怯まず、高みをめざせ”
  『ファウスト』にみるゲーテの生命観、経済観
  最後に主人公を待ち受けていた「悲劇」
  「永遠の女性的なるもの」に希望を見いだす
  世界に誇る「東京ゲーテ記念館」
  
第4章 アフリカ文学の世界から 対談者 ヘンリー・M・インダンガシ/高村忠成
 1.文芸の復興の世紀──生命への讃歌
  ナイロビ大学と創価大学が結ぶ“希望の架け橋”
  豊かな自然に恵まれた「自由」と「平和」の国・ケニア
  四季おりおりの美しい自然に感銘
  家族の肉声による物語が最初の文学体験
  人生を決めた「一書」との出合い
  トルストイの作品にふれて文学の道を志す
  人間存在の根底にせまるトルストイの寓話
  文学は人生、生命への限りない讃歌であるべき
 2.未来への偉大な贈り物──「アフリカの世紀」を見つめて
  日本の青年にすすめたいアフリカの小説
  議論に諺を引用することを好むアフリカの人々
  ケニアに独立戦争を描いた『一粒の麦』
  アフリカの独立運動を鼓舞したガンジーの非暴力闘争
  アフリカを代表する作家の“英語訣別宣言”
  アフリカ初のノーベル賞作家・ショインカ氏
  「アフリカの怒れる人」「ペンの獅子」としての信念
  伝統的価値観と近代的価値観とのはざまで
  「アフリカよ、あなたは贈り物を受け取りますか」
 3.創造と連帯の大道を!──アフリカの生命の輝き
  アフリカに流れる口承文学の水脈
  若い世代に何を語り、何を伝えていくか
  声仏事を為す──「声」の妙なる働き
  民話に託された人類共通の願望
  民話に登場する動物とちと「なぞなぞ」
  「なぞなぞ」が生みだす対話の歓び
  世界文学に影響を与えたアフリカの精神文化
  急速な西欧化への警告──チュツオーラの作品をめぐって
  グローバルな文明の形成におけるアフリカの役割
  アフリカの精神の光は地球文明の「創造の活力」
  「詩とは生命なり」「文学とは生命なり」
2001-11-03 : 文学と人物を語る :
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