名誉会長と共に 新時代を開く 31〜45

第31回  未来部は皆が希望の一番星 (2014.8.25付 聖教新聞)

 広島はじめ京都、兵庫など各地の甚大な豪雨被害に、重ねてお見舞い申し上げます。救援・復旧作業が進み、一日も早く安穏な生活となられますよう念願しております。
 今こそ「変毒為薬」の法理を胸に、励まし合い、支え合って、一切を乗り越えゆかれんことを祈念してやみません。
     *   *
〈未来部の友へ〉
 晴れた夏の夜空には天の川が広がり、無数の星々がきらめいています。人間も、一人一人が自分にしかない輝きをもっています。
 私が対談したブラジルの天文学者、ロナウド・モウラン博士は、「暗い時、苦しい時ほど、私たちの生命を、より輝かせるように努めていこう!」と呼び掛けていました。
 わが未来部は一人ももれなく、輝きわたる希望の一番星です。日蓮大聖人は、御本尊に真剣に南無妙法蓮華経と唱え、信心に励むことが生命を磨くことになると教えられています〈御書384㌻〉
 題目は「負けじ魂」の源泉であり、勝利への最大の力です。
 若き日に、いろんなことに挑み、たとえ失敗しても、そこから立ち上がって、次の価値を創造していく。この不屈の挑戦が、「何でもこい!」という大きな自信となり、自分にしかない一番星の輝きとなります。今がその新たなスタートです。
     *   *
 皆さんの成長こそ、わが創価家族の最大の希望です。
 私も、毎日、皆さん一人一人と、固く心の握手を交わし、一緒に青春の歌を歌いながら、全てを見守っています。
 どうか健康第一で! 絶対無事故で! 新時代の大指導者である君たちよ、友情のスクラムも朗らかに、生命の勝利の光で世界を、未来を照らしゆけ!

第32回  勝利へ! まず自らが成長   (2014.9.1付 聖教新聞)

 黄金の本年の総仕上げへ、躍進の明年へ、いよいよ出発だ。
 広宣流布の誓願を胸に、元気に前進する若き友の姿が頼もしい。各地で折伏が勢いを増し、喜びの花が咲いている。すごいことだ。本当にうれしい。
     *   *
 いかなる戦いも、全体観に立ち、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ勝利できる。
 戸田先生は言われた。「幹部自ら勉強し、成長し、『人間革命』していくことだ。そして同時に、新しい時代を創っていく、若い幹部を登用し、バトンタッチしていかねばならない」
 形式や表面の格好ではなく、大事なのは、信念と自覚の深さだ。何より後輩を弟、妹のように温かく励まし、自分以上の大人材に育てていくことである。
     *   *
 世界の青年が仏法を求めている。日蓮大聖人は信心の姿勢を分かりやすく教えられている。
 「妻が夫を大切にするように、夫が妻のために命を捨てるように、また親が子を捨てないように、子が母から離れないように、法華経・釈迦・多宝・十方の諸仏・菩薩・諸天善神等を信じて、南無妙法蓮華経と唱え奉ることを信心というのである」(御書1255㌻、通解)
 少しでも題目をあげよう、教学を学ぼう、友に仏法を語ろう──その心に大功徳が湧く。
 なかなか会合に出られないが、懸命に頑張っている人も多い。その人をどう讃え、励ますか。心を砕いていくことだ。
 一人一人が健康で、無事故で、楽しく進んでいけるよう、リーダーは、決して油断することなく、こまやかな気配りをお願いします。
 季節の変わり目であり、くれぐれも体を大切にして、風邪などひかれませんように。
 多忙な毎日でしょうが、白馬のいななくような、すがすがしい勤行から、勇気凜々と、一日をスタートしてまいりたい。

第33回  声も惜しまず 張り切って   (2014.9.13付 聖教新聞)

 北海道、東北をはじめ各地の大雨の被害に、重ねてお見舞い申し上げます。
 復旧に奮闘される皆様、地域に希望を送る皆様の尊い労苦に、感謝は尽きません。
 どうか、励ましの絆も強く、厳然たる変毒為薬の実証をと真剣に祈っております。
     *   *
 各地・各部で若々しい新リーダーが誕生している。
 一段と重層的な広宣勝利の布陣が整った。
 全ては人で決まる。師弟不二のリーダーの一念で決まる。
 私が、未来部・青年部の時代から育ててきた学会っ子が、広布の本舞台に躍り出てきた。
 本当に頼もしい。大拍手を送りたい。
 リーダーが、同志の中に飛び込んで、生き生きと張り切って、声も惜しまず、新風を起こしていくのだ。
 「自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして」(御書1337㌻)と仰せの通りに、何ものにも勝る創価家族のスクラムを、いやまして明るく広げていっていただきたい。
 先輩も、新しい人を支え盛り立て、皆が同じ広布の心で、新しい決意で出発していこう。
 団結の中に勝利がある。互いに讃え合い、励まし合って、信心の団結固く、いざや前進だ。
     *   *
 一人も残らず、使命の人だ。病と闘い、経済苦に挑み、夢に向かう友がいる。皆、人間革命のドラマの主役なのだ。
 戸田先生は「時には、“貧乏菩薩”や“病気菩薩”のように見えるかもしれない。しかし、それは人生の劇を演じているんだよ。正真正銘の地涌の菩薩なんだ」と、よく語られた。
 闘う姿で、同じ悩みを抱える人を励ましていける。嵐に揺るがぬ大境涯を開いていける。
 人生、劇の如く、思い切って楽しく演じ、勝ちまくって、妙法の偉大さを証明していこう!

第34回  常楽我浄の生命の花園へ   (2014.9.20付 聖教新聞)

 秋の彼岸を迎える。美しい自然に包まれた全国の墓地公園・納骨堂、また主要会館で秋季彼岸勤行法要が厳粛に営まれる。
 信心を貫き通して亡くなったならば、どうなるか。御書に照らして、その境涯は、見渡す限り黄金の幸福の光に満ちあふれ、無上の喜びに輝く世界である。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「南無妙法蓮華経と唱え、退転せずに修行して、最後の臨終の時を待ってごらんなさい……天から四種類の花が降ってきて、空には音楽が聞こえ、諸仏菩薩は常楽我浄の風にそよめき、心から楽しんでおられる」(御書1386㌻、通解)
 妙法の人の歩みは、御聖訓の通りの大福徳に包まれゆくことを深く確信していただきたい。「生も歓喜」「死も歓喜」の生命と輝くことは、絶対に間違いない。三世永遠にわたって自由自在の境涯となるのである。
     *   *
 題目の音声《おんじょう》は、十方世界に届かないところはない。我らの真心の唱題は、故人にも響いていく。戸田先生は語られた。
 「題目の力は偉大である。苦しい業を感ずる生命を、あたかも花園に遊ぶがごとき、安らかな夢のごとき状態に変化させるのである」
 妙法は大宇宙の根源の力だ。それを弘める功徳は、故人をも包む。広宣流布へ戦う心こそ、仏の心であり創価の心だ。
 全ては自他共の幸福のための戦いだ。苦労がないことが幸福なのではない。どんな悩みにも負けないことが幸福なのだ。
 忍耐ある人は負けない。
 朗らかな人は負けない。
 荘厳な夕日の次の日は晴天になるように、今世も、真っ赤な夕日のごとく、わが生命を燃やし尽くして、所願満足の人生を、ともどもに生きて生きて生き抜こう!
 学会の創立記念日へ、聡明な信心即生活で健康勝利の日々をと祈っています。

第35回  題目こそ勇気と智慧の源泉   (2014.9.28付 聖教新聞)

 「勝ちまくれ! 仏法は勝負である」──恩師・戸田先生の師子吼が胸に響く。全てに勝とう! 広宣流布のために! 自分自身の幸福のために!
 ブロックこそ広布拡大の最前線だ。模範のブロックをつくるには、どうしたらいいか。私は葛飾の総ブロック長に就いた際、皆と約し合った。
 全会員が、しっかり勤行できるようにしていこう──と。
 柔道にも剣道にも基本があるが、幸せになるための信心の基本は勤行にある。日々、真剣に勤行・唱題を重ねた人と、いい加減な人とでは、表面は同じように見えても、3年、5年、7年とたっていったとき、厳然たる開きが出てくるものだ。
 宿業の転換といい、人間革命といっても、その一切の原動力は勤行・唱題にほかならない。
 一念の力は無限である。わが最高峰を目指そう!──そう決めて祈れば、偉大な力が湧く。
     *   *
 日蓮大聖人は仰せである。
 「深く信心を発《おこ》して日夜朝暮に又懈《おこた》らず磨くべし何様《いかよう》にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつるを是《これ》をみがくとは云《い》うなり」(御書384㌻)
 勤行の姿勢が、生き方にも表れる。力強い勤行、すがすがしい勤行、真剣な祈りを込めた勤行は諸天をも動かしていく。
 私たちが毎日読誦する法華経寿量品に「一心欲見仏 不自惜身命」(一身に仏を見たてまつらんと欲して 自ら身命を惜しまず)とある。求道心に燃え、命を惜しまず、法のために──ここに信心の真髄がある。
 あらゆる苦難に挑みながら、仏法を弘め、同志を守り抜く。その戦う心に仏界は輝く。
 所詮は題目を唱える以外にない。仏道修行で、一番やさしい修行は唱題であり、一番難しい修行も題目を唱えることだ。
 生き抜く力の源泉、勇気と知恵の源泉こそ題目なのである。

第36回  宝の御聖訓を前進の力に   (2014.10.6付 聖教新聞)

 今、心ある多くの人が、生き方を見つめ直し、真の幸福の道を探し求めている。その根本的な答えが仏法にはある。人間革命の希望の哲理を学ぶのが、学会伝統の教学試験である。
 先日行われた「教学部初級試験」「青年部教学試験3級」では、皆、多忙な仕事や学業などの合間を縫って研鑽された。これほど尊いことはない。学び挑戦したこと自体が最高の宝だ。教えてくださった方、応援してくださった皆さんも、どうか誇りとしていただきたい。
 求道の心に大功徳が湧く。万人の仏性を開かせる励ましの心に、法華経の精神が輝く。
 大事なことは、教学試験を通して、さらに張り合いをもって精進を重ね、信心を深め、広宣流布を進めていくことである。
 世界でも教学研鑽のうねりが高まっている。インドで初級試験を受験した90歳のご婦人も2度目の挑戦であり、学ぶ意欲が一段と湧いたと語られていた。
 いよいよ11月には「教学部任用試験」を迎える。「今から」「これから」──これが本因妙の仏法だ。この心が燃えている人こそ、信心の勝利者である。
     *   *
 戸田先生は、御書を拝される際、「語句をわかろうとするよりは、御仏《みほとけ》の偉大なるご慈悲、偉大なる確信、熱烈なる大衆救護《くご》のご精神、ひたぶるな広宣流布への尊厳なる意気にふれんことをねがう」と述べられた。
 例えば、「病ある人仏になる」(御書1480㌻)との一節をかみしめ、病を宿命転換の力に転じた体験は数知れない。
 「大悪を《起》これば大善きたる」(同1300㌻)と心の底から知れば、絶体絶命の逆境に陥っても、たじろぐことはない。
 人生に勝ち、生活の上で実証をつかみ、その喜びを自然のうちに友に語っていけばいい。そして、何があろうと生涯、不退転の信心を貫いていくことだ。

第37回  勇敢に笑顔で仏縁を結べ  (2014.10.13付 聖教新聞)

 列島の津々浦々で、伝統の支部総会、地区やブロックの総会が、有意義に行われている。
 開かれた創価の集いは、地域を照らす希望の光だ。心の氷が解け、信頼の水かさが増す。身近なつながりが強くなれば、いざという時の安全地帯となる。
 相手がどうあれ、勇敢に、笑顔で、自分から声を掛け、仏縁を広げていきたい。その模範こそ婦人部の皆様である。
 人のために──ここに生き甲斐が光る。生きる力と喜びが湧く。人間革命していける。
 御書には、「喜とは自他共に喜ぶ事なり」(761㌻)と仰せである。
 自分だけでなく、人も幸福にしていくのが、本当の喜びであり、信心のすごさである。相手のことを思い、祈る真心は、いつか必ず通じるものだ。
     *   *
 スポーツでも、ピアノでも、常に、たゆまず、修練していると、力が磨かれる。折伏も、できるときにやっておくことだ。その福徳で、一家も子孫も守られる。
 妙法を褒めたたえていけば、それが立派な下種となる。
 この世に生をうけ、たった一言でも仏法の偉大さを語れることは最高の栄誉だと感謝して、誇りをもって話していけばいい。
 対話こそ未来を変える道だ。
 戸田先生は言われた。
 「これからは対話の時代になる。君もこれから、一流の人間とどんどん会っていくことだ。
 “人と語る” ということは、 “人格をかけて戦う” ということであり、それがあってこそ、真の信頼を結び合えるんだよ」
 師の言葉を胸に、私は世界中で平和への語らいを重ねた。
 礼儀と教養を大事にしながら、一切無事故で、心通う対話のドラマを繰り広げようではないか。

第38回  信仰とは無限の希望なり  (2014.10.19付 聖教新聞)

 伝統の教学部任用試験に、会友と共に多くの皆様が挑戦される。本当に偉大なことである。
 祈りから、宗教は生まれた。幸福になるために、信仰は生まれた。無宗教だという人も、何か祈っている。「苦境を脱したい」「よりよく生きたい」「家族を守りたい」などと強く欲するのは、人間として本然的な心であろう。その祈りと現実が、生命の法則の上から、きちんと合致していくようにしたのが、仏法の祈りである。
 仏法は、物心のあらゆる法の根本にある“生命の大法”を探究し、見いだした。これが妙法である。目には見えないが厳然と実在する妙法の力を引き出せるように、日蓮大聖人は御本尊を顕してくださった。
 戸田先生は、御本尊について「もったいないことだが、“幸福製造機”にたとえられる」と教えられた。強盛なる信力・行力によって、限りない仏力・法力を引き出していけるのである。
     *   *
 仏法は、より高い境涯へ、わが生命の変革を教える。その究極が「一生成仏」であり、「人間革命」である。
 全ては人間から始まり、人間に帰着する。人間こそ大地であり、宗教は心の大地といえる。
 社会のさまざまな営みは、いわば、その大地に生じた木々や草花にもたとえられよう。
 大事なのは、その大地が、きちんと耕されているかどうか。健康で豊かな、みずみずしい生命力をもっているかどうかである。
 日蓮大聖人は門下の四条金吾に、天台大師の「信力の故に受け念力の故に持つ」との文を教えられた(御書1136㌻)
 信仰とは最極の信念である。最も尊く、最も強い。信仰ある人は、大変であればあるほど、「人間革命のチャンスだ」と喜び勇んで挑戦していける。信心こそ、無限の希望なのである。

第39回  新しい力を 新しい勝利を (2014.10.25付 聖教新聞)

 今、全国で、世界の各地で、新入会の友が誕生している。
 人を育てることが、新時代を開くことである。学会精神を伝え、人材を育てるといっても特別な方法があるわけではない。
 戸田先生は言われた。
 「学会の会合は、たとえ1人でも、2人でも、その人を大切にし、その人のために仏法を説き、感激をもって、真剣に語り合っていくことだ。」
 たとえ相手が1人でも「よく来ましたね」「ゆっくりお話ししましょう」と声を掛け、悩みや意見に耳を傾ける。それでこそ人は心を開き、立ち上がる。
 日々の触れ合いの中で、一歩一歩、信心を深めていきたい。先輩として、友として、ありのままに話していくのだ。その人をよく知り、幸福を真剣に祈る中で、智慧と慈悲が湧く。最高の励ましを送っていける。
     *   *
 信心は年数ではない。勇気で決まる。師弟に生きる心の深さで決まる。「熱原の三烈士」の不惜身命の精神を、私は詩にうたい、友に贈ったことがある。

 生死流転《しょうじるてん》の神四郎《じんしろう》
 桜の花に吹く風に
 あれよ広布の鑑《かがみ》よと
 その名かんばし熱原の
 烈士の命 誉れあり

 三烈士の入信は法難前年の弘安元年ごろ。いわば「新入会」の偉大なる使命の人であった。
 思えば、戸田先生と友に75万世帯の弘教を成し遂げたのも、新しい人材だった。
 当時は、入会3年以内の友が約8割。新しい力が、新しい歴史を創ったのだ。
 御書には、「師子王の如くなる心を持てる者必ず仏になるべし」(957㌻)と仰せだ。
 勇気の信心あるところ、必ずや地涌の菩薩が踊り出る。ここに広布の方程式がある。
 さあ、共に築こう! 新しい希望を! 新しい勝利を!

第40回  響け!希望と慈愛の曲  (2014.11.1付 聖教新聞)

 皆を喜ばせたいというのが、文化の心だ。我らの運動は、あらゆる分野で、慈愛の妙音を奏で、生命に善の曲を響かせる。民主音楽協会や東京富士美術館も、芸術交流の広場である。創価の文化運動を支えてくださる全ての皆様に、最大の感謝を捧げたい。
 広布の楽雄・音楽隊は、東日本大震災で被災した方々のもとへ足を運び、全身全霊で演奏や合唱を届けている。心の“福光”の力になればとの真心が尊い。
 平和の天使・鼓笛隊も、各地のパレードで希望を送っている。先日、東京・港区を車で通った際にも、鼓笛隊の演奏が地域の皆さんに歓喜を広げていると伺った。本当にうれしい。
     *   *
 法華経に登場する妙音菩薩は無量百千の功徳と威徳に溢れて光っている。それは、過去世において、仏に十万種の音楽、そして八万四千の七宝の鉢を供養したからであると説かれる。
 日蓮大聖人は、この「八方四千」とは「八万四千の塵労なり」と仰せだ(御書775㌻)。無数の塵のような煩悩・労苦が、妙法を唱えれば、「八万四千の法門」となる。全部が智慧となる。
 何があっても負けないで、朗らかに、勇気の舞を舞いゆくのだ。不屈の劇を創るのだ。
 尽きぬ苦悩の中で人間らしい生活を求め、生きる喜びの花を咲かせたいという心から生まれたのが、文化・芸術である。
 文化のない世界は、灰色だ。妙なる音楽や舞踊、詩歌や映像に彩られ、生命の躍動に輝いているのが、法華経の世界である。
 戸田先生は語られた。「妙法以上の智慧は、断じてない。この智慧のあるかぎり、人類は多くの危機を避けて、やがて絢爛たる平和と文化を開くことができるだろう。このために、ただ一つ人類に残された道──広宣流布の必要があるのです」
 自他共に「歓喜の中の大歓喜」の生命を漲らせ、美しい平和の芸術を創造していきたい。

第41回  「躍進」の明年へ さあ出発! (2014.11.23付 聖教新聞)

 創立の日から「世界広布新時代 躍進の年」の明年へ、勢いよく出発した広布のリーダーの皆さんの勇姿を、牧口先生、戸田先生も、「さすがだな」と会心の笑顔で見守っておられることでありましょう。
 両先生が広宣流布へ走り、語り抜かれた足跡は、不滅の輝きをいや増しております。
 広宣流布大誓堂が立つ信濃町32番地に隣接する地も、戦時中、弾圧の直前に、戸田先生が足を運び、折伏した学会員の家があった場所です。
 今、我らが不軽菩薩のごとく大誠実を尽くし結んでいる仏縁も、やがて、どれほど人材と福徳の花を咲かせゆくことか。
 我らが勇敢に奔走している地域も、どれほど妙《たえ》なる三変土田の実証を示しゆくことか。
 信心の世界だけは、ありがたいことに、いささかの無駄もありません。
 日蓮大聖人は池上兄弟に「石はやけばはい《灰》となる 金《こがね》は・やけば真金となる、此《こ》の度《たび》こそ・まことの御信用は・あらわれて法華経の十羅刹も守護せさせ給うべきにて候らめ」(御書1083㌻)と仰せになられました。
 いざという時に「やらんかな」の勇気で戦う生命は、金剛不壊の大境涯を開くことができる。大変であるからこそ、大福運を積むこともできるのです。
     *   *
 皆さんこそ、広布の大道の栄光の第一走者です。今こそ題目の師子吼を朗々と唱え、明るく楽しく励まし合いながら、足取りも軽く、未来永遠に輝きわたる師弟誓願の「力走」を頼みます! 先師の殉教70年に、断固として、自身と学会の、目の覚めるような「発迹顕本」を成し遂げ、最高に晴れやかな「躍進」の新春を迎えようではありませんか!
 大切な大切な皆さん方が、一人ももれなく健康で、絶対無事故で、仏の力を出し切り、大功徳を受け切られるよう、私は祈り抜いていきます。

第42回  わが同志に栄光と功徳あれ (2014.11.29付 聖教新聞)

 〈関西の友へ〉

 間もなく、阪神・淡路大震災より20年。全世界に希望と勇気を送る兵庫そして大阪の奇跡の大復興を、私はあらためて讃嘆申し上げたい。
 その姿こそ、東日本大震災からの復興へ歩む東北と全国の同志にとって、何よりの励ましとなるに違いありません。
 御本仏のお約束の通り、「極楽百年の修行」に勝る大功徳が、一日また一日、皆さん方の生命に無量無辺に積まれ、「陰徳陽報」の大勝利の実証が厳然と現われることを祈り、そして確信しつつ、題目を送り続けております。
     *   *
 昭和31年の「大阪の戦い」で、一番苦しい局面にあって、私と関西の父母たちが共々に身読した御聖訓があります。
 「各各《おのおの》師子王の心を取り出《いだ》して・いかに人をどすとも をづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干《やかん》のほう《吼》るなり日蓮が一門は師子の吼るなり」(御書1190㌻)との一節です。
 いかに過酷な試練が襲いかかろうとも、絶対に怯まない。一人一人が「師子王の心」を取り出して、正義を勇敢に叫び切る。そして何ものをも恐れず、何ものにも負けない金剛不壊の団結で、人類の悲劇の流転を大転換しゆく民衆の大城を、私たちは築き上げてきたのです。
 我らが負けじ魂で悪戦苦闘を突き抜けて進んだ分だけ、仏縁は広がり、人材が育つ。社会は栄え、世界の希望となる。
 どうか、題目を唱え抜き、「信心しきったものが必ず勝つ」──この常勝不敗の金字塔を、従藍而青の誇りも高く、断固と永遠に輝かせていってください。
 幸福勝利の「春の曲」を轟かせながら、最高に晴れ晴れと、新年を迎えようではありませんか! 体を大事に! 風邪をひかれませんように。

第43回  皆様の前進こそ世界の希望 (2014.12.7付 聖教新聞)

 北海道をはじめ各地で大雪に見舞われ、冬本番の厳しい冷え込みが続いています。どうか、体調を崩さぬよう、また絶対無事故の前進をお願いします。
 わが愛する創価家族の皆様! 皆さんこそ御本仏から「其《そ》の国の仏法は貴辺にまかせたてまつり候ぞ」(御書1467㌻)と託された、誉れの使命の人です。しばれる寒風の中で広宣流布の行動を重ねゆくご苦労が、痛いほど胸に迫ってきます。
 御聖訓には「願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ」(同1589㌻)と仰せであります。
 何があろうとも、師子王の心で、勇んで戦う生命こそが、仏となる。忙しいからこそ、宿命転換も早い。いかなる壁も、断じて打ち破ることができる。
 いよいよ勇気ある信心を奮い起こし、師子となって走り、叫び、広布と人生の大躍進を、断固、成し遂げてまいりたい。
     *   *
 日蓮大聖人は、大事な広布の戦いに挑む門下へ「但《ただ》偏《ひとえ》に思い切るべし」(同1451㌻)と仰せになられました。そして、今こそ名をあげるチャンスではないか。 “釈迦仏・多宝仏・十方の仏よ、集い来《きた》って、わが身に入りかわり、我を助け給え” と強盛に祈り抜いていきなさい──と励まされております。
 大聖人に直結して祈り戦う我らに、偉大な仏の力が出ないわけがありません。正義の勝利の道が開けないわけがありません。言うに言われぬ苦労に徹した分だけ、未来永劫にわたる大功徳が、厳然と、皆さんに現れないわけがないのであります。
 世界一の異体同心の団結光る同志の皆様方! 断じて油断なく、強く楽しく朗らかに、人間革命の勝利劇を示していこうではありませんか。「大切な宝の同志の皆様を、梵天帝釈、守りに護り給え」と、祈り深く強く、題目を送っております。

第44回  今、新たな躍進の船出を! (2014.12.13付 聖教新聞)

 充実の一年の総仕上げへ、わが同志は勢いよく進んでいる。
 苦難に負けてなるものか!
 一人も残らず幸福勝利を!──そう祈り、共に立ち上がって、一切を希望へと転換しゆく、功徳の連鎖、人材の連鎖が広がっている。
 「未来の果を知らんと欲せば其《そ》の現在の因を見よ」(御書231㌻)である。
 今日の一歩が未来を開く。
 楽しく悔いなく走り切ろう!
 寒風の中、勇敢に正義を師子吼する若人がいる。
 広布のためにと労苦をいとわぬ多宝の父母《ちちはは》がいる。
 尊き奮闘を、心から讃え、感謝申し上げたい。
     *   *
 先日、懐かしい神奈川文化会館を訪れ、私は全同志の健康・勝利・幸福を深く祈念した。
 思えば、昭和54年、私はここで筆を執り、「正義」「共戦」と認《したた》めた。
 あれから35年。当時、約90カ国・地域だった創価の平和・文化・教育の連帯は、192カ国・地域へ発展した。
 今再び、横浜港から太平洋へ広がる海を見つめ、世界広布新時代の大いなる躍進を誓願した。
 今こそ夜明けだ。黎明だ。
 出航の汽笛も高らかに、希望の銅鑼を轟かせ、立派に育った後継の人材群と、心新たに船出しよう!
     *   *
 北の凍てつく大空に北極星がいよいよ冴えわたる今、常勝の民衆城は、烈風にも、いよいよ堂々たる偉容を見せる。
 我らは、勇気ある信心を奮い起こし、異体同心の団結も固く、あらゆる諸天善神を揺り動かしながら、全世界を人間革命の光で照らしている。使命の闘争を断固と貫き通す中にこそ、偉大な陰徳陽報の劇がある。
 私も題目を送ります。どうか、全員が、何ものにも負けない大幸福境涯を築いていっていただきたい。

第45回 希望漲る創価家族の新春を (2014.12.21付 聖教新聞)

 例年にない大雪など各地の悪天候に、あらためて、心からのお見舞いを申し上げます。
 聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」をはじめ、全同志の絶対無事故を、毎日、真剣に祈っております。
     *   *
 世界広布新時代が開幕した本年、最高峰の仏法哲理を共に学び、共に祈り、共に実践する中で、新しい人材が、日本中、世界中に誕生した。
 まさに今、尊貴なる地涌の菩薩が躍り出て、平和のために立ち上がる姿を見る時、私の胸は高鳴る。
 我らは勝った。広布と人生の舞台で勝った。堂々と常勝の民衆城は築かれた。
 この一年の晴れやかな大勝利、おめでとう!
 皆、よく戦い切り、よく勝ち切ってくれた。厳しい凍《い》てつく寒さの中、ご苦労さま! ありがとう! 本当にありがとう!
 何よりも御本仏・日蓮大聖人が讃嘆くださっています。冥の照覧は絶対であり、絶大です。
 牧口先生の殉教70年に、いやまして強く大きく、自他共の幸福の道を開くことができました。戸田先生も「天晴《あっぱ》れ!」とお喜びでしょう。
 「陰徳あれば陽報あり」(御書1178㌻)
 わが偉大な陰徳の同志に、一人ももれなく偉大な陽報が赫々と現れゆくことを、私は祈り抜いていきます。
 ともあれ、民衆のために尽くし抜く新時代のリーダーが育っていることが、私はうれしい。
 勝って傲らず、勝った時に、次にまた勝つ因をつくる。これが創価の常勝の将軍学です。いよいよ賢く、いよいよ誠実に、いよいよ勇敢に、広布と人生の躍進へ出発しよう!
 誉れの同志を最大に温かく労《ねぎら》い讃え、希望みなぎる創価家族の新春を迎えましょう!
2014-12-24 : 名誉会長と共に 新時代を開く :
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名誉会長と共に 新時代を開く 11〜30

第11回 青年部の幸福と勝利を祈る  (2014.3.16付 聖教新聞)

 苦難を越え、広宣流布を成し遂げる、師弟不二の大誓願に立つ。それが3・16だ。
 今、日本でも、世界でも、青年が立派に育っている。その姿に感動する。これほど、うれしいことはない。
 君たち青年部の時代に入った。幸福と勝利を祈っています。
    *   *
 日蓮大聖人は門下に仰せになられました。
 「仏というのも私たちの心の中にいらっしゃるのです」「私たち凡夫は、まつげが近くにあるのと虚空が遠くにあるのとは見ることができません。私たちの心の中に仏がおられるのを知らないでいたのです」(御言1491㌻、通解)
 妙法を持《たも》った皆さん方は、まさしく、心の中に仏の生命を輝かせていける幸福の博士です。
 現実は毎日、忙しく、苦しいことや、つらいことも、多々あるでしょう。しかし、「煩悩即菩提」、さらにまた「変毒為薬」の妙法です。
 迷いも、悩みも、試練も、全てが偉大な福徳に変わります。自分に縁する人も、必ず幸福に勝ち光っていくための信心です。
 戸田先生は語られました。
 「仏法は、最高の道理を説いている。最高の生命力を輝かせて、人生の幸福を満喫するために、信心に励むのである。最後には、必ず、それそれにふさわしい花を咲かせることは、絶対に間違いない」
 自信満々と希望の声を響かせ、一人また一人と、歓喜の対話を重ねていく。幸と平和のスクラムを、仲良く、賢く、朗らかに、広げていく。
 そこから新たな3・16の勝利の劇が始まるのです。

第12回  一人一人が大福徳に輝け  (2014.3.23付 聖教新聞)

 一対一の対話が、学会の伝統である。訪問・激励に徹してきたゆえに、今、世界中に人材が育っている。私も、一人一人のもとに足を運び、全身全霊で励ましてきた。
 うまく話せなくても、くよくよせず、カラッと前へ進むのだ。誇り高い仏の仕事だ。全部、立派な指導者になる修行である。きょうも一軒、きょうも一人と、広布のために動き語った分、境涯が深まり、福徳も輝くのです。
    *   *
 御本尊を信受する功徳が、いかに大きいか。日蓮大聖人は“三世永遠にわたって、御本尊が、あなたの前後左右に立ち添って、あたかも暗闇の夜に燈火を得たように、また、険しい山道で強力(=荷を担ぎ、道案内してくれる人)を得たように、あちらへ回り、こちらに寄り添って、あなたを囲んで、守ってくださるでしょう”(御書1244㌻、趣意)とお約束であります。これこそ、広宣流布ひとすじに、労苦をいとわず戦い抜いている皆様の尊き生命の境地なのであります。
 現実は、言うに言われぬ試練もあるでしょう。しかし、全部、御本尊が、また御本仏がお見通しです。師・戸田城聖先生は言われました。
 「思いもかけぬこともある。けれど、すべて三世で見ていくのだ。今、苦労して宿命転換し切っていけば、万年の幸福を開けるんだよ。大事なことは、一人一人が力を出し切って、悔いなく勝ち進んでいくことである」と。
 燃え上がる信心がある限り、わが学会は永遠に勝ち続けていくことができます。共に戦い、共に舞い、共に喜びあふれる絶対勝利の人生を深く大きく飾っていきましょう!

第13回  幸福の太陽はわが胸中に  (2014.3.30付 聖教新聞)

 桜花の春、恩師・戸田先生の巌のごとき雄姿が、懐かしく胸に浮かぶ。
 戦争の時代に、命がけで正義の念を貫かれた先生である。
 今、創価の平和の連帯に、世界から大きな期待と賞讃が寄せられている。恩師が、どれほど喜ばれることか。
 戸田先生は市ケ谷にあった学会本部の分室等で、毎日のように個人指導をされた。
 八方ふさがりの苦境の友にも、渾身の力を振り絞り、絶対勝利の信心の大確信を打ち込んでいかれた。
 一人が力だ。一人が宝だ。かけがえのない一人一人に勇気と希望を送るのだ。
 先生は言われた。「私は、一本の旗をもって、たった一人で、濁流の中に立っているみたいなものだよ。少しでも油断すると、旗と一緒に、濁流に流されてしまうのだ」
 一回の出会い、一回の励ましが、真剣勝負である。
 苦しんでいる人を救うのが本当の宗教である。学会は不幸な人の味方なのだ。いかに迫害されても、その人たちのために戦うことこそ、最高に誉れ高き偉業ではないか。
    *   *
 世界が仏法を求めている。学会のありのままを語ればいい。真実に勝るものはない
 御聖訓には仰せである。「百千万年の間、闇に閉ざされていた所でも、灯《ひ》を入れれば明るくなる」(御書1403㌻、通解)
 幸福の太陽は、わが胸中にある。大変な時ほど題目を唱え抜き、いかなる苦難の闇も朗らかに打ち破って、友に励ましの陽光を、思う存分に注いでほしい。
 各部一体で、青年を育て、未来部を応援し、功徳の花、喜びの花、人材の花を爛漫と咲かせていこう。報恩の心で!

第14回  御書を拝して大境涯を開け  (2014.4.6付 聖教新聞)

 アメリカでも青年部の教学運動が目覚ましい。尊き地涌の菩薩の使命に燃えている。
 韓国・台湾では、壮年・婦人も青年と一体で教学試験に挑み、異体同心の団結が麗しい。アジア、南米、オセアニアで、さらに欧州やアフリカの友も、幸福と平和と希望の哲理を探究している。
 「女子部は教学で立て」との恩師の指針を、全世界の華陽の友が実践している。
 すごい時代だ。最高に尊い。うれしいことである。
 御書を学べば、あらゆる難を乗り越える大確信がほとばしる。冬は必ず春となる! 不屈の勇気が湧いてくる。
    *   *
 戸田先生はリーダーに、よく語られた。
 「疲れた時にこそ、御書を拝読していけ! たとえ一行でも、二行でもよい。御書を拝して、自らの境涯を、もう一歩、開くのだ」
 戦後、師と共に苦境を乗り越えた青春の日々。私は日記に御書を記した。
 「法華経の剣は信心のけな《勇》げなる人こそ用る事なれ鬼に・かなぼう《金棒》たるべし」(1124㌻)
 ──法華経という剣は、勇気ある信心の人が用いてこそ役に立つのであり、これこそ「鬼に金棒」なのである──
 病との闘いも続いたが、その中で、教学を学び、弘教に励んだ。友人と会う約束を反故にされたり、座談会に新来者を迎えられなかったり、それでも奮起して挑戦した。仏道修行こそが、真の人生の価値を生むからだ。
 「煩悩即菩提」「変毒為薬」の法理のごとく、広布に戦えば、悩みは全部、成長の因に変わる。疲れは充実と喜びに変わる。これが「妙法」である。その功徳は永遠である。

第15回  桜梅桃李、自分らしく咲け  (2014.4.13付 聖教新聞)

 人生の新しい一歩を踏み出した新入生や新社会人を、皆で応援したい。戸惑いや不安も多いでしょう。私も一人一人のもとへ行き、励ましたい気持ちでいっぱいです。
 若いのだから、失敗を恐れず、へこたれないで進もう!
 桜梅桃李、自分らしく輝けばいい。あせる必要はない。必ず咲く時が来る。声高らかに題目をあげ、自らの使命の花を咲かせていくのです。
     *   *
 若き日、私は日記に恩師の法華経講義の感動を記した。
 「ああ、甚深無量なる、法華経の玄理に、遇いし身の福運を知る。戸田先生こそ、人類の師であらん」「吾れ、弱冠二十にして、最高に栄光ある青春の生きゆく道を知る」と。
 日蓮大聖人は「ともかくも法華経に名をたて身をまかせ給うべし」(御書1360㌻)と仰せになられた。
 妙法という究極の正義の法則に則って、学会と共に、同志と共に生き抜いていく──これほど、永遠性の生き甲斐があり、宇宙大の充実がある世界は絶対にありません。
 戸田先生は、新たな責任を担わんとする私に「苦難の道を歩みゆけ」と言われた。
 広宣流布のための苦難は、無上の誉れである。
 広宣流布のために勝ち越えられない苦難はない。
 全ての苦難は、必ず功徳と栄光に変わります。
 私は毎日、全同志の幸福を祈り、一切を見守っている。安心して、誇り高く、使命の舞台に躍り出てもらいたい。どこに行っても、信念と朗らかさを持って、張り切って戦い進んでくれたまえ!
 皆、健康第一で!
 わが掌中の珠たる君よ!
 爛漫の青年桜のように、大きく堂々と勝ちまくれ!

第16回  友情は「人間の心の宝」
  (2014.4.27付 聖教新聞)

 我ら創価家族の集いは、世界一、明るく、にぎやかだ。
 入学、進級をされた未来部の皆さん! 新しい舞台で、希望に燃えて前進しよう!
     *   *
 今、桜前線が列島を北上しています。新生・東北の“福光桜”も開花し、いよいよ北海道も桜満開の時を迎えます。生命の躍動する季節です。
 今年も、創価大学では「周桜」をはじめ、たくさんの桜が、冬を勝ち越えて、美しく咲き薫りました。この「周桜」は、中国の人民の指導者・周恩来総理と私たちとの友情の証しとして、植樹した桜です。毎年、多くの友人たちが世界から見に訪れます。
 良き友情は「人間の心の宝」です。「青春勝利の力」です。「世界平和の希望」です。どうか、皆さんも、自らが太陽と輝いて、友情の花を、楽しく、賢く、咲き誇らせていってください。
     *   *
 私たちの大切な同志であり、世界的な音楽家であるアメリカのウェイン・ショーターさんは呼びかけています。
 「予想外のことや、知らないことにも真っ正面から立ち向かおう」と。
 これから、皆さんの前にも、「むずかしいな」 「大変だな」と思うようなことも、次々に現れてくることでしょう。その時に、「よし、やってみよう!」と立ち向かう「師子王の心」を持つことが大事です。その勇気の源泉が、題目なのです。勉強にも、読書にも、スポーツにも、そして親孝行にも、勇んで挑戦し、自分らしく朗らかに、勝利の道を進んでいこう!
 一切を託しゆく、わが後継の未来部の成長を、私は、いつも真剣に祈っています。

第17回  誓願の祈りで 世界の友と  (2014.5.5付 聖教新聞)

 晴れわたる5月3日から、我ら創価家族は、希望に燃えて新出発した。
 この日、私は広宣流布大誓堂で、完成記念署名を御宝前に供え、全同志の健康と幸福と勝利、亡くなられた方々の三世永遠の安穏を祈って勤行・唱題した。そして、新しき広宣流布の大道がいやまして開かれ、後継の人材が全世界に躍り出ることを、深く強く祈念した。
 昨年の落成以来、大誓堂には日本全国はもとより、世界70カ国・地域の友が集い、誓願の祈りを捧げた。本当に素晴らしいことである。
 創価学会常住の御本尊には「大法弘通慈折広宣流布大願成就」とお認《したた》めである。慈悲の精神を根底に、正義と真実を師子吼し、平和と幸福の大法を弘通しゆく。ここに全人類の宿命を転換する道がある。いかなる障魔も打ち破り、異体同心の団結で、常楽我浄の功徳あふれる前進を、今再び開始してまいりたい。
     *   *
 広布は破竹の勢いだ。功労の同志も、青年も、皆、本当によく戦ってくれている。
 戸田先生は語られた。「焦らずに信心していくんだよ。信心で、どんなことも必ず幸福の軌道に乗る。祈りとして叶わざるはなく、どんな悩みも解決できる」
 そして、この大確信を持って、悩める人に、また、正しき人生を求める人に、信心を教えていこうではないかと呼び掛けられた。
 一人の「歓喜の信心」「率先の信心」「勇気の信心」から全てが変わっていく。どうか、あの友も、この友も、朗らかに聡明に包み、励ましながら、新時代の地涌のスクラムを広げ、仏縁と福運の花園を咲き誇らせていただきたい。

第18回  堂々と絶対の安穏の道を  (2014.5.12付 聖教新聞)

 新しい広宣流布の開拓をするのは今だ。皆、本当に頑張っている。なかんずく婦人部の皆様に一段と光を当て、心からの感謝を捧げたい。全ての同志を最大に賞讃したい。
 広布の功労は不滅だ。妙法の功徳は無量である。
 御聖訓には仰せである。
 「国中の人々に、一人から二人へと妙法が広がり、やがて千万億の人が題目を唱えるようになれば、思いもよらぬほどの功徳が、あなたの身に集まることでしょう。その功徳は、あたかも露を集めて大海となり、微塵を積んで須弥山となるようなものです」(御書1241㌻、通解)
 信心一筋に生きる皆様を、諸天が護らないわけがない。
 もうすでに、絶対の安穏の軌道に入っているのだ。何があろうと負けないで、堂々と広布へ進む。生老病死の苦しみも、信心を強める糧にする。その姿自体が、偉大な勝利だ。私は、一人一人と握手を交わし、讃え、ねぎらいたい気持ちでいっぱいである。
     *   * 
 人生には、つらいことや悲しいこと、絶望の淵に沈むこともあるかもしれない。
 無数の尊い命が奪われた戦時中、正義の獄中闘争を貫かれた戸田先生は、ありとあらゆることで苦しんだからこそ、今、大勢の人を励ませるのだ、大衆のリーダーとして、人の心が分かる人間になれたのだと語っておられた。
 煩悩即菩提である。妙法は、「煩悩の薪」を焼いて幸福前進の智慧の炎に転じていける究極の大法である。
 題目をあげれば、わが年命に太陽が昇る。自分が太陽になれば、全ての闇は消える。亡くなった人も、題目の光りで救っていける。いわんや、生きている人を幸福にできないわけがない。信心は、生き抜く力の源泉である。「変毒為薬」の希望の大道なのである。

第19回  生命の鍛錬を!幸福の礎を  (2014.5.19付 聖教新聞)

 列島各地で創価青年大会への取り組みが素晴らしい。
 青年が皆、元気でうれしい。青年が大成長している。皆で応援していきたい。
 婦人部・壮年部も一体となって、若き友を、わが子のように、弟・妹のように温かく励ましてくださっている。
 大会を支えてくださる全ての皆様方のご健康と無事故、大会の大成功を心から祈りたい。
     *   *
 戸田先生は喝破された。
 「もはや、日本の国も、世界も、青年の嵐の如き絶賛の支持がなければ、何もできない時代が来た」と。
 未来を託すのは青年だ。共に何かをつくり上げていく中で、心が通う。人は育つ。
 人材育成といっても、特別なことではない。会合の行き帰りも、悩みや夢を語り合う機会となろう。
 “後輩を自分以上の人材に”“必ず偉大な使命がある”──
その信念と祈りが、相手の生命に響くのだ。
 誰人であれ、試練のない人生などありえない。病や経済苦、人間関係で行き詰まることもある。それらを乗り越えるには、生命の鍛錬が必要だ。
 青年大会を通し、自らの壁を破る中で揺るぎない信心の確信をつかんでいける。一生の幸福の礎が築かれる。
 信心で勝った皆さんの姿自体が、人間革命の劇であり、学会の真実を雄弁に伝えていく。
     *   *
 現代社会にあって、人間の豊なつながりが、いかに大事か。
 仏法では、共同体を栄えさせるための徳目を説いている(四摂事《ししょうじ》)。
 それを、分かりやすく言えば──
 人に何かを与え、励ましや哲学を贈り、不安や恐怖などを取り除くこと。思いやりのある言葉をかけること。他者のために行動すること。人々の中に入って、上も下もなく平等に、一緒に行動することだ。
 大いに友情を広げ、宝の思いでをつくってもらいたい。世界中の誓いの青年と共に!

第20回  粘り強く勝利の根を張れ  (2014.5.24付 聖教新聞)

 明るく朗らかな、希望あふれる未来部の皆さん!
 野には、あちらこちらで、タンポポが黄色い花を咲かせ、白い綿毛をパラシュートのように軽やかに飛ばしていきます。
 私が少年時代から大好きな詩に、「踏まれても 踏まれても なお咲く タンポポの笑顔かな」とあります。
 このたくましいタンポポの“元気の秘密”は、どこにあるのでしょうか?
 それは、大地の中に伸びる長い「根っこ」にあります。
 目に見えない土の中でガッチリと根を張っていくから、強いのです。
 日蓮大聖人は、「陰徳あれば陽報あり」(御書1178㌻)と記されております。
 分かりやすくいえば、人が見ていないところで「善い行い」をすれば、それが根っことなって素晴らしい花を咲かせるように、必ず「善い報い」を受けていくことができるという法則です。
 未来部の皆さんが、今、地道に粘り強く、努力を重ねていくことは、一番大事な根っこを伸ばしているのです。広宣流布のための会合に出ることも、偉大な福運に変わります。
 どうか、さまざまな悩みや苦しみがあっても、題目を朗々と唱え、「よし、壁を破ろう!」と勇気を出して、思い切りチャレンジしていってください。
 わが後継の皆さんには、乗り越えられない試練など絶対にないことを、私は断言しておきます。
 さあ、元気はつらつと学び、グングン成長して、人類の未来に、幸福の花を、勝利の花を、平和の花を咲かせていこう!
 皆さんの健康を祈り、題目を送ります。親孝行を頼みます!

第21回  生き生きと! 戦う人は美しい
  (2014.6.2付 聖教新聞)

 流れている川は美しい。
 戦っている心は美しい。
 心の美しい人に、豊かな福徳は輝く。心を磨き、信心を深めゆく婦人部・女子部のスクラムほど神々しいものはない。
 有名な御聖訓には「大地はささばはづ《外》るるとも虚空《おおぞら》をつなぐ者はありとも・潮のみ《満》ちひ《干》ぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかな《叶》はぬ事あるべからず」(御書1351㌻)と仰せです。誓願の祈りに勝るものはありません。どんな行き詰まりも絶対に打開できるのです。
     *   *
 自分らしく、強く生きるのです。強く生き切った人が幸福です。皆も幸福にしていける。どんな姿であっても、人のために祈り、語り、心を尽くす。その人はすでに菩薩であり、仏です。大事なのは、信心そして行動なのです。
 日寛上人は明言されました。「我等、妙法の力用《りきゆう》に依《よ》って即蓮祖大聖人と顕るるなり」(当体義抄文段)
 広宣流布の大精神で進めば、偉大な仏の生命力が湧現する。これが究極の法理です。何があっても、自身が妙法の当体なりとの大確信で、苦しみも楽しみに変え、全てを変毒為薬しながら、はつらつと、勝ち進んでください。
 あの人も、この人も、明るく仲良く包み、一人一人が大功徳を山のように積んでいってください。そこに自分自身の、そして一家眷属の「幸福の門」が開かれ、広宣流布の新たな「人材の門」が広がっていくからです。
 私も、皆さん方に一生懸命、題目を送り続けていきます。
 どうか、お体を大切に!
 人生は楽しく! 生活は生き生きと聡明に!
 胸中に希望の太陽を昇らせながら、喜び光る日々であられんことを!

第22回   あの人を人材に!幸福に!  (2014.6.15付 聖教新聞)

 時代を動かすのは青年だ。
 今、日本の各地で、男子部が大いなる弘教のうねりを起こしている。女子部も、婦人部の温かい励ましのもと、楽しく、にぎやかにスクラムを広げている。先駆の学生部も凜々しい。創価家族に育まれ、大勢の未来部が、青年大会に集っている。
 うれしい限りだ。わが愛する後継の友の健康・無事故・大成長を、私は毎日、一生懸命、祈っている。
     *   *
 あの人を人材に!
 この人も幸福に!
 強き祈りと大誠実ありて、人は動く。友が奮い立つ。
 深き誓願で同志と結ばれれば、何倍もの力が出る。そこから新たな歴史が始まる。
 戸田先生は語られた。
 「広宣流布は長い。一生の戦いである。いな、永遠の戦いである。たとえ苦闘の嵐があっても、君たちよ、断じて負けるな!」
 広宣流布の大願があるゆえに、我らは断じて負けない。
 我らの生命には、偉大なる勇気と希望の太陽がある。この太陽を、共々に励まし合い、限りなく輝き光らせていくのだ。
     *   *
 信心こそ勝利である。信心こそ栄光である。信心こそ永遠の凱歌である。
 日蓮大聖人は、病と闘う弟子に「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり」「而して法華経にあわせ給いぬ一日もい《活》きてをはせば功徳つもるべし」(御書986㌻)と信仰の真髄を教えておられる。
 何があろうと、恐れることはない。いざという時こそ、もう一歩、強盛なる執念で、題目を唱え抜いていくことだ。
大事なのは、勇猛精進の祈りだ。師子奮迅の戦いだ。異体同心の前進である。
 君よ、貴女《あなた》よ、わが青春を、悔いなき勝利の劇で飾れ! 勝って勝って勝ち抜いて飾れ!

第23回   最高峰の哲学に生きよ    (2014.6.23付 聖教新聞)

 時代は、世界は、揺るぎない精神の柱を求めている。
 今こそ、大確信をもって、妙法の素晴らしさを語るのだ。それが折伏である。
 折伏は最高の仏の仕事である。ゆえに、苦しんでやるのではなく、楽しく悠々と仏縁を結んでいくのだ。
 戸田先生は言われた。
 「初めから立派過ぎたのでは人々の中に入っていけないから、われわれは仏法を弘めるためにわざわざ凡夫の姿をとって生まれてきたんだよ」と。
 苦労しているから、人に寄り添える。悲哀に負けないから、嘆きの友を励ませる。
 悩める人を幸福にするために、自らが悩みを乗り越え、勝利の実証を!──これが広布に生きる師弟の誓願である。
 われ、地涌の菩薩なり!──この偉大なる使命を自覚した人は強い。何も恐れない。
 大変な時こそ御書を拝するのだ。一切は御書に明鏡のごとく示されている。
     *   *
 何のための一生か。幸福とは何か。どうしたら、強い自分になれるか。
 人生の根本命題に、文証・理証・現証から、一つ一つ明快に答えてくれるのが、最高峰の仏法の生命哲学である。
 御義口伝には「始めて我心《わがこころ》本来の仏なりと知るを即ち大歓喜と名《なづ》く所謂《いわゆる》南無妙法蓮華経は歓喜の中の大歓喜なり」(御書788㌻)と説かれる。
 自身が本来、尊極の仏の当体なのだ。妙法を唱え広めゆく生命には「歓喜の中の大歓喜」が躍動する。
 人類よ、自らの尊厳に目覚めよ!──そう仏法は教える。
 仏法の光が、人間を高め、民衆を結び、世界を照らす時、崩れぬ平和が生まれる。
 「行学の二道」が、試練を勝ち越える力となる。限りなき精神の宝庫の扉を開く。
 わが心に、希望輝く大哲学の柱を打ち立てるのだ。

第24回   君よ世界一の勝利の歴史を  (2014.6.30付 聖教新聞)

 出獄と
   入獄の日に
      師弟あり

 七月の

   三日忘れじ
       富士仰ぐ

 関西をはじめ、苦楽を共にしてくださった全国の同志の皆様に、必ず恩返しをするのだと決意して、私は戦い、そして勝った。
 嵐の時こそ、同志愛が光る。師弟不二の魂が燃え上がる。
御聖訓には仰せである。

 「難来《きた》るを以って安楽と意《こころ》得可《うべ》きなり」(御書750㌻)

 人生の逆境にあって、断じて信心だけは一歩たりとも引かない。そこに、最高の信頼と栄光が築かれる。必ずや、永遠の誉れと功徳が輝く。

 一番、苦しい日々が、一番の思い出になる。一番の宝の日々なのだ。苦難と戦う中にこそ、大いなる希望の夜明けは来る。
     *   *
 志が人間をつくる。
 青年の挑戦の汗ほど、尊く美しいものはない。
 わが友よ、同じ生きるならば、勝利の歴史を残すのだ。

 使命の大舞台で世界一になってもらいたい。

 そう私は祈りに祈り、皆の成長を見守っている。
 戸田先生は、誰よりも青年を愛し、青年を信じた。
「学会も、中核の青年がいれば、いな、一人の本物の弟子がいれば、広宣流布は断じてできる」と、絶大な期待を込めて語られた。
 今や後継の陣列は、日本だけではない。アジアでも、オセアニアでも、そしてアフリカ、ヨーロッパ、北中南米でも、平和と幸福のバトンを継いで、力強く友は走る。
 時代は大きく変わり始めた。世界中で絢爛たる広布の人材群が躍り出ている。

 さあ、晴れ晴れと、希望の歌を、勇気の歌を、我らの民衆城から轟かせるのだ。

第25回   幸福は自分でつかむもの  (2014.7.5付 聖教新聞)

 幸福は、他から与えられるものではない。自分でつかむものだ。幸福への扉のカギは、自分自身が持っている。
 御義口伝には仰せである。
 「我等が頭《こうべ》は妙なり喉は法なり胸は蓮《れん》なり胎《はら》は華《げ》なり足は経なり此の五尺の身妙法蓮華経の五字なり」(御書716㌻)
 信心によって、わが身を仏と開いていける。いかなる波浪に遭おうとも、負けない強さと輝きを、生命それ自体が秘めているのだ。信仰こそ、宿命を転換させる根源の力であ。人生を勝ち抜く土台である。
 まだ、妙法を知らない多くの人々に、我らは、希望の種、平和の種を植えていくのである。
 人々と親しく交流し、誠実に心を通わせ、縁した人の幸福を祈っていきたい。
 創価学会は、いわば、壮大な仏法と人生の “大学校” だ。
 共に学べば、希望が湧く。和楽があふれる。自己の可能性を最大限に発揮していける。連帯と向上の場となり、精神の安全地帯が広がっていく。人間と人間の絆を強めながら、有意義な研鑽を重ねようではないか。
     *   *
 仏法は、全人類そして全宇宙の生命を輝かせる「最高の善」である。その根本法則にのっとっていけば、最高に価値ある人生となる。妙法を信じ唱えれば、わが生命が大宇宙のリズムに合致していく。
 戸田先生は折伏の要諦を、こう語られた。
 「自分自身が南無妙法蓮華経で生きているということです」「ただただ、自分は南無妙法蓮華経以外になにもない! と決めることを末法の折伏というのです」
 南無妙法蓮華経の中に「智慧」も「勇気」も「力」も「優しさ」も、全部、含まれている。
 生老病死を乗り越える力は、妙法しかない。自他ともに「常楽我浄」の完全勝利の人生の幕を大きく開くのだ。

第26回   清き生命で 歓喜の舞を  (2014.7.14付 聖教新聞)

 創価青年大会で、後継の友がぐんぐん伸びている。
 君よ負けるな!
 貴女《あなた》らしく輝け!
 我らには、大悪をも大善に変えゆく絶対の哲理がある。なんと希望にあふれた青春の道か。
 御聖訓には仰せである。
 「迦葉《かしょう》尊者にあらずとも・ま《舞》いをも・まいぬべし、舎利弗にもあらねども・立ってをど《踊》りぬべし、上行菩薩の大地よりいで給いしには・をど《踊》りてこそい《出》で給いしか」(御書1300㌻)
 壁を破った歓喜の舞ほど、人の心を打つものはない。
 祈りを込めた歌声ほど、生命を揺さぶるものはない。
 今この時に巡り合わせた喜びを胸に、ともどもに人間革命の大叙事詩を綴りゆこう!
     *   *
 青春の鍛えが幸福を築く。清き生命が、社会に希望を送る。
 戦後、私が戸田先生と出会ったころ、人の心は荒《すさ》んでいた。
 戦争の悲劇から精神的に立ち上がるのは、文化しかない──私は、この信念を貫いてきた。文化や芸術には、人間を内側から解放する力があるからだ。
 法華経には、「清涼《しょうりょう》の池」との一節がある。いかなる国土であっても、妙法を広げ、妙法の力によって、その社会を、清らかで涼やかな水が流れるような世界に変えていく。一切の渇きを癒やすのが妙法の功力である。
 戸田先生は、「平和と安穏の世界を築くのが、仏法の法理なのである。人間が心から願望している光景だ。ゆえに、広宣流布を広げていかねばならない」と力を込めておられた。
 創価の大文化運動は、人々の心を豊かに蘇生させ、あらゆる鎖から解き放つ。疲れた心を癒やし、みずみずしい価値創造の生命力を輝かせるのである。

第27回   朗らかに喜びの花の道を  (2014.7.19付 聖教新聞)

 創価の花・女子部の結成記念日、本当におめでとう!
 今、日本全国で、また世界中で、朗らかな華陽姉妹が真剣に健闘している。「ここに希望がある」「信じ合える友がいる」「最高に充実した青春の道がある」と喜びが広がっている。本当に嬉しい!
 戸田先生は語られていた。
 「女子部の皆さんが、若くして信心するということは、一生涯、幸福になるためです。女性の本当の幸福の勝利は、40代からです」
 あせる必要はない。永遠の幸福の土台をつくっているのだ。
 女子部の皆さんは、妙法を持《たも》ち、友のため、家族のために懸命に祈っている。平和のため、社会のために誠実に行動している。何と美しい心か。そのありのままの姿が何より尊い。
 女子部が一人いれば、それだけで皆が明るくなる。希望が湧く。女子部こそ光だ。太陽だ。
 世界一の生命哲学を学び、悩みと戦いながら、何があっても負けない青春を謳歌している。
 御義口伝には「自他共に智慧と慈悲と有るを喜とは云うなり」(御書761㌻)と仰せである。大歓喜の花を、わが心に、友の生命に咲かせていくのだ。
     *   *
 時代の変化は激しい。草創期とは違う苦労がある。どうしたら、女子部が自信をもって力を発揮し、伸び伸びと進んでいけるかIIt皆が心を尽くし、智慧を出すのだ。女子部を守り、皆で応援していきたい。広布の門を開いてくれるのは、この方々しかいない。かけがえのない宝を真心で励ましていくのだ。
 女子部は一人も残らず健康で! 幸福に! そう私と妻は来る日も来る日も、真剣に祈っている。
 楽しいところ、ほっとするところ、新鮮な感動が生まれるところに、人は集まる。心豊かに友と語り、賢く大らかに思い出を刻みながら、ロマン薫る幸福の大道を前進していただきたい。

第28回  朗々たる勤行で日々勝利  (2014.8.3付 聖教新聞)

 勤行・唱題は、自分と大宇宙が交流しゆく儀式である。
 自分の中にある「宝の蔵」を開ききっていく。わが生命の泉から、限りない智慧と慈悲と勇気をくみだしていくのだ。
 朗々たる勤行で、満々たる生命力が湧かないわけがない。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「白馬がいななくのは、我らが唱える南無妙法蓮華経の声である。この唱題の声を聞かれた梵天、帝釈、日月、四天等が、どうして、色つやを増し、輝きを強くされないはずがあろうか。どうして我らを守護されないはずがあろうかと、強く強く思われるがよい」(御書1065㌻、通解)
 我らの題目は、諸天善神を動かし、我らを、そして一家を、社会を守り、栄えさせていく。
 強い強い信心があれば、必ず一切の道が開かれていく。
 たとえ、苦しいことや嫌なことがあっても、いかなる状況になろうとも、題目を唱え抜いていくのだ。どんなことも祈り抜いていくのだ。御本尊に語り掛けるように祈るのだ。
 目には見えなくとも、願いを叶えるために、全宇宙が動く。一番、悩んだ人が、一番、偉大な人生となっていくのである。
 祈りから、全ては始まる。
     *   *
 青年部をはじめ、秋の教学試験への取り組みも進んでいる。
 教学を学ぶ人は、「哲学者」である。哲学とは、よりよく生きる「智慧」である。戸田先生は「仏法で学んだことは、どしどし口に出して話しなさい。そうすれば、やがて身につくものです」と語られていた。
 先生の教学は、どこまでも、「実践の教学」であり、「広宣流布の教学」であった。今こそ正義を学び抜き、生涯不退の原点を築いていただきたい。
 暑い日が続く。健康は智慧である。聡明に工夫し、心晴れ晴れと大成長の日々を送ろう!

第29回  妙法の生命の絆は三世永遠  (2014.8.9付 聖教新聞)

 各地の大雨や台風の被害に、あらためてお見舞い申し上げます。皆様の無事安全を心から祈っております。
 まだ暑い日が続くので、熱中症にくれぐれも注意され、健康第一で、価値光る一日一日を、と念願してやみません。
     *   *
 新暦の8月の盂蘭盆(お盆)を迎え、学会の墓地公園や納骨堂では諸精霊追善勤行法要が厳粛に営まれる。豊かな自然に包まれ、多くの方々が、すがすがしく集われる姿を、故人もきっと喜ばれるに違いない。
 日蓮大聖人は、夫に先立たれ、わが子までも失い、悲しみに暮れる南条時光の母に、その心中を思いやられて、仰せである。「同じ妙法蓮華経の種を心に孕《はら》まれるなら、同じ妙法蓮華経の国へお生まれになるでしょう。あなたがた親子三人が顔をお揃えになる時のそのお悦びは、どれほどか嬉しく思われることでしょう」(御書1570㌻、通解)
 生命は永遠である。信心を貫いた人は、新しい生命で、新しい使命をもって、また生まれてくる。必ず、すぐそばで喜び合っていける。それが妙法の偉大な力用《りきゆう》なのである。
 大事なことは、亡き人をわが胸にしっかりと抱《いだ》いて、徹して広布の道に生き抜くことだ。
     *   *
 思えば、終戦当時、誰もが前途に希望を持てなかった。だが戸田先生は、5年、10年たてば、どんな苦労も皆、夢のようなものだと語り、こう励まされた。
 「絶対に、人生の苦難に屈してはならない。負けてはならない。必ずや、あとになれば、あのとき、頑張りぬいて本当に良かったと、さわやかに思い返せるものだ」
 時には、もうこれまでかと落胆することもあろう。しかし、苦しい時ほど、同志と共に、師弟の魂を燃え上がらせて進むのだ。平和のために、全ての生命が輝く世界を築くために!

第30回  友情を結べ! 開かれた心で  (2014.8.17付 聖教新聞)

 よき友情を広げゆくことは、人生の大きな喜びである。
 広布に生きる皆さんこそ、人間共和の太陽であり、友好の全権大使である。仏法の真髄は、人の振る舞いにあるからだ。
 近隣の友と出会う。「いつもお世話になります」 「お元気ですか」「お体を大切に」──何か一言、添えるだけでも、心が通う。久しぶりに会う古い友にも、初めての新しい友にも、励ましの声、温かな声を分け隔てなく掛けていくことである。
 悩める友に、大誠実を尽くす。皆が喜ぶように力を注ぐ。慈悲があれば、智慧は、いくらでも出てくる。「あなたのことは忘れない。どんなことも相談してほしい。私も相談したい」という心のゆとり、心の広さをもっていきたい。
 信じ合える心の絆は、人生の宝だ。善き友が多い人こそ、最も富める人であろう。
     *   *
 日蓮大聖人は、「一切衆生のさまざまな苦悩は、ことごとく日蓮一人の苦である」(御書758㌻、通解)と述べられ、平和と幸福の大法を残された。
 世界にも、国家にも、個人にも、「悲惨」という文字が使われない時代を──これが恩師・戸田先生の願いであった。
 全同志に功徳を受けきった生活をさせたい。全世界に向かって「創価の友の勝利の姿を見よ」と誇り高く訴えたい──これが恩師にとって総仕上げの戦いであった。
 師は叫ばれた。
 「一人として功徳を受けない者はない、みな功徳を受けているという実証輝く、信心の闘争をしようではないか」
 私も、ただ祈るのは、友の幸福であり、世界の平和である。
 道は遠いようでも、一人また一人と、開かれた心で語り、共に希望に生きる。その友情の広がりに永遠平和の直道がある。
2014-08-17 : 名誉会長と共に 新時代を開く :
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名誉会長と共に 新時代を開く 1〜10

名誉会長と共に 新時代を開く

第1回 元気に楽しく使命に燃えて  (2014.1.6付 聖教新聞)

 新しい一年を、我らは最高に晴れやかな新年勤行会から、勇んで出発した。寒風にも負けず、わが同志には広布拡大の息吹がみなぎっている。
 北海道や東北、信越、北陸など豪雪地域の皆様も、どうか、健康第一、無事故第一の前進をお願いしたい。
 私は毎日、全同志の健康と幸福と勝利を真剣に祈っています。
 大難を忍び、妙法を弘められた日蓮大聖人は、「多くの月日の間、読誦しているところの法華経の功徳は、大空にも余っているであろう」(御書1194㌻、通解)と仰せである。広宣流布の誓願の題目に、功徳が満ち溢れる。
 今、友の幸福を願って、正義を語り、大仏法を弘めゆく功徳は無量無辺なのである。
        *   *
 日本でも、世界でも、わが創価の優秀な人材が活躍している。皆、立派に成長している。友情の絆が光り、目を見張るような前進の勢いだ。
 すごい時代になった。
 牧口先生、戸田先生が、どれほどお喜びか。それを思うと、わが心は躍る。師と共に生きる人生は誇り高い。
 常勝の城を永遠ならしめるために、大事なのは、人を育てることだ。信心で、皆が幸福になることだ。
 折伏という戦いのホシをはずさないよう、聡明に、価値的に手を打つことである。
 苦難に負けない人間の輝きこそ、平和への希望だ。
 自らが広布の陣頭に立って、共に戦い、そして勝とう! 皆が「私は悔いなくやりきった」と言える歴史をつくりたい。
 我らの舞台は全世界だ。元気に、楽しく、心広々と、使命に燃えて飛び出そう!

第2回  賢者はよろこび愚者は退く  (2014.1.11付 聖教新聞)

 中国の古典に、「苟《まこと》に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなれ」(金谷治訳)とある。
 どんな立場になっても、年齢を重ねても、毎日毎日、変わらなければならない。
 日々前進、日々向上、日々戦い、これが仏法の魂だ。
 広宣流布という大目的に向かって、いよいよ、大事な一年の行動開始である。
 皆の力で、最高の勢いと、最高の希望をもって、新年を出発できました。
        *   *
 心を動かすのは心だ。
 友のために祈るのだ。
 信仰の感激を、確信を、喜びを、ありのままに語っていくことである。
 真心を込めて語れば、「自分の幸せを、こんなに真剣に祈ってくれた」という信用が残る。感動が残る。いつか必ず花開く。
 時には無理解の壁もあろう。戸田先生は、何人もの人から折伏されても、なかなか納得しない人について、「それだけ多くの人に『聞法下種』させて、多くの功徳を与えている人なんだ」と言われていた。
 すぐに弘教が実らなくても、語った分だけ仏縁が広がる。功徳が積める。
        *   *
 日蓮大聖人は「賢者はよろこび愚者は退く」(御書1091㌻)と仰せである。
 皆、誉れある誓願に燃えて、今年は、一重深く、強く、広々と、大賢者の境涯を開きながら、喜び勇んで、一切を勝ち進んでくれたまえ!
 聡明に体を大切にして、風邪など、ひかないように! ますます若返って、私と一緒に戦い、「今生人界の思出」(同467㌻)を創りゆこう!

第3回  信心は全てを好転させる力
  (2014.1.19付 聖教新聞)

 支え合い、励まし合う人間の絆ほど尊いものはない。
 かけがえのない一人の友を救う。自分と縁した一人一人に、勇気と希望を贈り、共に人間革命のドラマを綴っていく。それこそが、最高の生命の勲章と輝く。
 わが同志の涙ぐましい奮闘は、どんなに讃えても足りない。皆、尊い歴史を築いてきた。これからも頑張って、大勝利の人生を飾ってもらいたい。信念を貫き、わが舞台で創価の名優と光ってほしい。題目で自身を磨き、勝ち誇った日々を送ってください。
        *   *
 日蓮大聖人は、婦人部の大先輩ともいうべき、池上兄弟の夫人たちに、「(法華経で即身成仏した)竜女の跡を継ぎ、末法悪世の女性たちの成仏の手本となられることでしよう」(御書1088㌻、通解)と仰せになられました。
 わが婦人部の皆様は、これからも、勇気ある信心と異体同心の団結で、未来永遠に全世界の女性たちの「手本」と光り輝いていってください。
 戸田先生は、健気な同志を励まして言われました。
 「何でも一筋縄ではいかないのが人生だよ。
 しかし、どんなことがあっても、大聖人の仰せ通り、題目を唱え切って、広宣流布に進んでいくんだ。
 そうすれば必ず勝てる。悩みが自分を仏にしてくれる」
 信心は、すべてを良い方向に変えていける力である。
 どうか、この究極の希望の大哲学を高らかに掲げて、わが地域から、新しき仏縁を大いに結び、「世界広布新時代」の勝利の虹を晴れ晴れと広げていってください。
 創価の太陽の皆様、万歳!

第4回  勇敢であれ 大胆であれ
  (2014.1.25付 聖教新聞)

 人材を育てる秘訣は何か。わが子のように、また、弟、妹のように思って接していくことだ。心から幸福と勝利を祈っていくことである。
 会合だけでなく、日々の全てが人材育成のチャンスだ。
 共に祈り、共に語り、共に動く。戸田先生は、そうやって私を、あらゆる機会をとらえ、育ててくださった。
 私は、1年365日、朝から夜中まで、先生のことを忘れない。心は常に師と共に、何十年間も戦ってきた。
 基本を師匠から教われば、あとは弟子がいくらでも開いていける。後継の友よ! 全部、自分たちでやっていくのだ。今こそ伸びるのだ。私は毎日、題目を送っている。
        *   *
 壮年部、とくに王城会が元気だ。よくやってくださっている。いつもありがとう!
 生老病死の嵐を乗り越え、広布と社会で光る皆様こそ王者だ。誰が見ていなくとも、御本仏が御照覧である。
 妙法を弘めた分、どれほどの大福運に包まれることか。自分が、一家が、三世永遠に護られ、栄えていく。
 皆さん方が意気軒高であることが、何よりもうれしい。
 日蓮大聖人は仰せである。
 「各各師子王の心を取り出《いだ》して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし、彼等は野干《やかん》のほう《吼》るなり日蓮が一門は師子の吼るなり」(御書1190㌻)
 偉大な師子王の心を取り出した勇者に、恐れるものはない。何があろうと、結局は、正しい仏法を実践し、語り切った者が、必ず必ず勝つ。
 わが友よ、「勇敢であれ」「大胆であれ」「忍耐強くあれ」と願ってやみません。
 負けない人が勝利者だ!

第5回  さあ最前線へ! 青年の心で  (2014.2.2付 聖教新聞)

 伝統の2月だ。頼もしき青年部が、新しい人材が、広布の舞台に打って出て、生き生きと友情を広げている。
 皆、元気でうれしい。
 皆、この大切な一生を、みずみずしい青年の心で生き抜いてもらいたい。私もそのつもりです。
 大いなる地涌の使命に立ち上がる友の勇姿に、私は感動する。なんと尊く、何と偉大な人生か。どんなことがあっても、前へ、前へと進むのだ。必ず勝ち続けて、ますます幸せになってもらいたい。
        *   *
 恩師・戸田先生が第2代会長に就任された当時、私は大森地区の地区委員、すなわち「地区部長」であった。
 「師に直結の地区部長たれ!」──これが私の断固たる決意であった。
 妻も目黒の班担当員となった。つまり「地区婦人部長」として、子供を背負い、手をつなぎながら奔走した。
 ただ師と共に!
 同志のために!
 最前線で戦ってきた。
 誉れ高きブロック長、白ゆり長も、後継の男女青年部も、学会を支える支部長、支部婦人部長も、美しい団結で新たな前進を開始しよう!
        *   *
 組織の第一線で戦う人が尊い。思うように弘教が進まなくても、広布のために悩んでいること自体が、仏の悩みだ。自他共の幸福の種は、すでに蒔かれている。その労苦の中に大功徳が湧く。わが人生も、広布の進展も、いつか必ず花を咲かせる。
 御聖訓に「湿れる木より火を出し乾ける土より水を儲けんが如く強情に申すなり」(御書1132㌻)と仰せである。必死の祈りが壁を破る。わが地域から世界へ、勝利の旋風を巻き起こすのだ。

第6回  真剣な祈りに勝る力なし  (2014.2.9付 聖教新聞)

 後継のリーダーの奮闘がうれしい。信心の団結が、どれほど強いか。皆さんなら、必ず新しい道を開くことができる。
 大事なのは、広宣流布を進めることだ。人材を育てることだ。同志が皆、幸福になることだ。そのために、深い真剣な祈りで勝ち抜こう!
 宝の同志を心から讃え、励まし合いながら、仲良く、楽しく進んでいただきたい。
        *   *
 幾多の風雪を越えてきた尊き功労の友が、全国におられる。多宝会・宝寿会・錦宝会の皆様! 長い間、強い信念の光る戦い、本当にありがとう。大切な一人一人と、心の握手を交わす思いで見守っています。
 御書には「南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」(1143㌻)と仰せである。いかなる富や名声も及ばない幸福境涯が、皆さんの心には光っている。
 これからも、妙法を唱え、共に生き抜いて、朗らかな大勝利の人生を送ろう! 体を大事にして、健康長寿の一日一日をと念願しております。
        *   *
 病と闘っている友もいる。日蓮大聖人は、門下を悩ます病魔を「鬼神めらめ」と叱り飛ばされた。心で負けないことだ。広布に戦う皆様を、諸天が護らないわけがない。
 断じて全てに意味がある。大きな悩みがあるから成長する。仏の境涯を開くことができる。変毒為薬の妙法である。
 何があろうと、微動だにしてはならない。一歩も引かないで、御本尊に祈り切るのだ。悩みを突き抜けて、人がどうあれ、堂々と自分自身に生き切るのだ。信心とは、永遠の希望に生きることである。

第7回  広布へ戦う誓願こそ尊貴  (2014.2.16付 聖教新聞)

 雪の日にも、聖教新聞を配達してくださる無冠の友の尊き皆様方に、あらためて、心から深く深く感謝申し上げたい。
 ご健康を、そして、絶対の無事故を、毎日、真剣に祈っております。
        *   *
 2月16日は日蓮大聖人の御聖誕の日である。「民が子」(御書1332㌻)、「旃陀羅が子(=最下層の家の子)」(同891㌻)と自ら明言され、民衆の中に生まれたことを誇りにされた。一切衆生の苦は「日蓮一人《いちにん》の苦」(同758㌻)であると、どこまでも民衆の幸福を願われた。
 その内証が、いかに尊貴であられるか。日寛上人は智慧の尊貴、慈悲の尊貴などとともに、誓願が尊貴であられることを挙げられている。
 全生命を打ち込んで、不退の心で広布へ進む──この大誓願が日蓮仏法の魂である。
 我ら門下も、この誓願に生きゆくゆえに、最高に尊貴な人生を飾ることができるのだ。
 最も虐げられてきた民衆が、最も偉大な存在として輝いていける。何と誉れ高い、希望の群像であろうか。
        *   *
 人の振る舞いに、仏法は光る。深き祈りがあるところ、日々の交流が仏縁に変わる。
 大聖人は門下に、「主の御ためにも仏法の御ためにも世間の心ね《根》もよ《吉》かりけり・よかりけりと鎌倉の人人の口にうたはれ給へ」(同1173㌻)と教えられた。
 社会での活躍でも、信心の上でも、地域貢献でも、「素晴らしい」「見事だ」と言われる存在になる。そこに心の財も築かれる。
 わが舞台で皆から「さすがだ」と謳われゆく、そういう自分に人間革命していこう!

第8回  「よし、やろう!」と一人立て  (2014.2.22付 聖教新聞)

〈未来部の友へ〉
 大切な大切な世界の宝である、未来部の皆さん!
 担当者の皆さんも、いつもいつも、ありがとう!
 2月は、厳しい冬に負けない生命が、グングンと伸び始めていく季節です。
 青春も、苦しいことや、つらいこと、くやしいことに断じて負けない人が、真の勝利者です。
        *   *
 一生の幸福と勝利の土台をつくる。それが、青春の戦いです。
 頑張ったけれども、思うような結果が出ないときもあるでしょう。
 たとえ失敗があったとしても、そういう経験をした人のほうが、強く、大きくなる。人の心が深くわかる人間になれる。
 思い切り全力を尽くしていけば、必ず道は開ける。どんな苦労も、全部、自分をつくるためなのです。
 未来部は、全員が21世紀の主役です。偉大な使命があることを、決して忘れてはなりません。
 何があろうと朗らかに、負けじ魂で進もう!
        *   *
 すべては、自分が「よし、やろう!」と立ち上がることから始まります。
 一人の勇気が、希望の未来を創るのです。
 信心とは、人間として最も強く、最も深い勇気です。
 題目を唱えて、挑戦の一歩を踏みだそう!
 ねばり強く学びぬこう!
 皆さんの成長こそ、私の一番の喜びです。
 題目を送りながら、いつも見守っています。親孝行をお願いします。元気でね!

第9回  折伏精神を堅持して進め  (2014.3.2付 聖教新聞)

〈学生部の友へ〉
 大切な大切な、わが学生部の諸君が、世界の先駆を切って、生き生きと、広宣流布の拡大に奔走している。
 智勇兼備の学生部が、皆、元気で成長してくれて、これほど、うれしいことはありません。後継の愛弟子の健闘を讃えたい。
 これからも一緒に勝ち続けよう! 思う存分、拡大に挑戦してくれたまえ! 私は、ずっと見守っています。
        *   *
 私が学生部と共に深く拝してきた御聖訓には、「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(御書856㌻)と仰せであります。
 妙法は、誰人たりとも、人生の勝利と幸福を開いていける希望の大哲理です。
 いかなる社会にあつても、平和と文化と教育の大連帯を広げていける正義の大法則です。
 この仏法を学び語っていける学生は、世界に諸君以外にいない。何と尊く、何と偉大な青春であることか。
 大事なことは、何があろうと、大いなる「折伏精神」を堅持し切っていくことです。「強い信念」の光る言論を貫いていくことです。
 私は、未来の一切を託しゆく君たちに、「断じて負けじ魂を忘るるな!」 「深い真剣な祈りで勝ち抜け!」と叫びたい。
 どうか、勉学も、進路も、題目を唱え抜きながら、勇敢に、忍耐強く、切り開いていってください。
 一人一人の青春の栄光と勝利を、ただひたすらに祈っています。
 親孝行を頼みます。健康第一で、無事故の前進を!
 世界広布新時代の若き妙法の英才・学生部、万歳!

第10回  信心の喜びを語れば大功徳  (2014.3.9付 聖教新聞)

 広宣流布の戦いの中で、人は育つ。皆、よく成長してくれて、本当にうれしい。
 戸田先生は、発展する組織の要諦を教えてくださった。
 第1に「異体同心の団結、麗しい同志愛で進め!」。
 第2に「一人一人が、絶対の確信に立って、“私が創価学会だ”という学会精神を漲らせよ!」と。
 責任感から、智慧がわく。多忙な中でも、リーダーは、きめこまやな心配りを忘れてはいけない。
 「ご苦労さまです」「お世話になります」「いつも、ありがとうございます」。同志の奮闘に心から感謝し、健康と無事故を祈って、温かい声をかけていくことだ。よく話を聞き、打つべき手を打っていく、スピードも大事だ。
 どうしたら、皆が、心軽やかに、楽しく、朗らかに前進していけるか。そこにリーダーの使命がある。名指揮を、しっかり頼みます。
    *   *
 「仏法の話があるから」と人に勧めて聴かせる。会場で座をつめて座らせてあげる。それだけでも功徳があると法華経に説かれている(随喜功徳品)。いわんや、自分から人のために仏法の話をする功徳は計り知れない。
 信心の喜びを、ありのままに語ればいいのだ。「発心下種」 (妙法を説いて相手が発心した場合)と「聞法下種」(相手が法は聞いたが発心しなかった場合)の功徳は同じである。どうか、伸び伸びと進んでいただきたい。
 御書には、「一句をも人にかたらん人は如来の使と見えたり」(1448㌻)と仰せである。弘教に励む人を讃えることが、喜びを幾重にも広げていく。友の幸福を祈る心に大功徳が薫るのである。
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