日伯青年友好大会へのメッセージ

日伯青年友好大会へのメッセージ   (2017年8月8日 創価文化センター内 金舞会館)

 「日伯青年友好大会」が8日午後、東京・新宿区にある創価文化センター内の金舞会館で盛大に開催された。「ブラジル青年部誓願研修会」で来日中のブラジルSGI(創価学会インタナショナル)メンバー200人を迎え、原田会長、竹岡青年部長、志賀男子部長、伊藤女子部長らと共に首都圏青年部の代表500人が参加した。池田大作先生はメッセージを贈り、最大に祝福。世界の心ある知性は、創価の人間共和の連帯の中に人類の平和の希望を見いだしていると訴えつつ、日伯両国の青年のスクラムに限りない期待を寄せながら、「それぞれの誓願の本舞台で、自分らしく誠実と不屈の行動を」と呼び掛けた。


メッセージ

世界広布を照らす太陽たれ

 一、歴史に輝きわたる「日伯青年友好大会」、誠におめでとう!
 世界広布の王者・ブラジルの若きリーダーの皆さん、本当によく来てくれました。
 万難を排して、地球上の最も遠い距離を勇んで越えてこられた、尊き尊き皆さんを、日蓮大聖人がいかばかり讃嘆なされているでしょうか。
 私は、御本仏の仰せを、改めて万感の思いを込めて、皆さんに捧げたい。
 「道のとを(遠)きに心ざしのあらわるるにや」(御書1223㌻)と。
 ブラジルの200人の愛する誓願の宝友が、目を見張る弘教拡大を成し遂げて来日された、あまりに深く強き「心ざし」は、全て仏天が御照覧です。無量無辺の大福徳が一家眷属を永遠に包みゆくことは、絶対に間違いありません。
 日本の青年部から、満腔の賞讃と連帯の大喝采を送ろうではないか!(大拍手)

地涌の誓願にこそ
 一、きょうは、わが師・戸田城聖先生から授けられた3つの御聖訓を一緒に拝したい。
 まず、「此等の大菩薩末法の衆生を利益したもうこと猶魚の水に練れ鳥の天に自在なるが如し」(同1033㌻)。すなわち、地涌の菩薩が濁悪の末法にあって、出会った衆生の心に仏種を植え、妙法の大利益を受けさせていくことは、水中を泳ぐ魚の如く、天空を飛ぶ鳥の如く、まさしく自由自在である、と明かされている。
 1947年(昭和22年)の8月、私は戸田先生の弟子となり、地涌の若人として広宣流布の道を走り始めた。先生は御書を通し教えてくださった。「地涌の誓願」に生き切ることこそ、日蓮仏法の真髄であり、そこに融通無碍なる仏の力と智慧が脈々と流れ通うのだ、と。
 その通りに、70年間、私はこの誓願の大道を走り抜いてきた。そして今、日本中、そして、はるかなブラジルの天地にも、かくも素晴らしき従藍而青の若人たちが澎湃と躍り出てくれている。こんなうれしいことはない。
 地涌の誓願の青年が、どれほど強く大きくなれるか。どれほど自他共に「人間革命」の幸福の劇を飾れるか。どれほど「立正安国」の平和の陣列を広げることができるか。どうか君たちが、あなたたちが、いやまして堂々と世界中に示し切っていただきたい。
 一、次に、「大難来りなば強盛の信心弥弥悦びをなすべし」(同1448㌻)との御金言である。
 偉大なるブラジル広布の父母たちは、この仰せのままに、競い起こる大難に立ち向かった。
 大変であればあるほど、「ムイト・マイス・ダイモク(もっと題目を)!」を合言葉に、一切を変毒為薬して、今日の世界の模範と仰がれる社会貢献と信頼のブラジルSGIを築き上げてきたのである。
 この「強盛の信心」を、日本の青年も大いに学び、継承してもらいたい。
 広布も人生も永遠に難との戦いである。しかし、「誓願の題目」で勝ち越えられない試練など、断じてない。皆で聡明に励まし合いながら、青春勝利の大歓喜の舞を勇気凜々と繰り広げていただきたい。
 一、そして最後に、「生死一大事血脈抄」の一節を贈りたい。
 「総じて日蓮が弟子檀那等・自他彼此の心なく水魚の思を成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱え奉る処を生死一大事の血脈とは云うなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり、若し然らば広宣流布の大願も叶うべき者か」(同1337㌻)
 末法は「闘諍堅固」と喝破されているように、今なお世界には争いや暴力が渦巻き、深刻な分断に引き裂かれている。その中にあって、創価の世界市民が、この御文に寸分違わず、人間共和の連帯を広げていることは、奇跡の中の奇跡であると、心ある知性は絶讃し、ここに人類の平和の希望を見出しております。

価値創造のリレー
 なかんずく、最も離れた日本とブラジルの青年が、いよいよ「自他彼此の心なく水魚の思を成して」スクラムを組んでいくならば、これほど頼もしいことはない。
 両国の時差は12時間。日本の青年がきょう一日を完走した夜、ブラジルの青年が使命のバトンを受け継いで、颯爽と朝の行動を開始している。
 まさに、壮大に地球を包みゆく「正義の走者」たちの価値創造のリレーといってよい。
 日伯の地涌の若人の深き友情こそ、世界広宣流布を赫々と照らす希望の太陽たれ! 末法万年尽未来際までの揺るぎなき異体同心の要たれ! と私は見つめています。
 明るくにぎやかに、青年拡大も、教学研鑽も、人材育成も、切磋琢磨しながら、共々に世界広布新時代の先駆者として、新たな大潮流を巻き起こしていってください。
 不思議にも、今この時に、地より湧き出でてくれた日伯の青年リーダーたちよ!
 それぞれの誓願の本舞台で、自分らしく誠実と不屈の行動を、自信満々と朗らかに貫いていってくれ給え! 父母を大切に! 家庭を、地域を、職場を、社会を大切に!
 わが宝のブラジルと日本の青年部に、健康と成長あれ! 前進と凱歌あれ!(大拍手)
2017-08-14 : スピーチ・メッセージ等 :
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インド創価池田女子大学 第18回入学式へのメッセージ

インド創価池田女子大学 第18回入学式へのメッセージ   (2017年8月4日 インド・創価池田女子大学)

 南インド・チェンナイに立つ「創価池田女子大学」で4日、第18回入学式が行われ、来賓や教職員、在学生らが新入生700人を歓迎した。晴れの式典には、同大学の名誉創立者の池田大作先生と名誉学長の香峯子夫人が祝福のメッセージを贈った。
 「女性の世紀」を照らす教育の太陽と輝く創価池田女子大学。その麗しいスクラムに新たな仲間が加わった。
 「インドに創価教育の実践の場を」――同大学は、セトゥ・クマナン議長が、池田先生の長編詩「母」を読み、全ての女性の幸福のために行動を続ける先生の姿に深い感銘を受け、2000年に開学した。
 5学部でスタートした同大学は、年を重ねるごとに発展を続け、現在、15学部に。卒業生は3200人を超え、世界的な大企業や行政機関などでの活躍が光っている。
 入学希望者も年々増加し、本年度は昨年度に比べ、約130人多い新入生を迎えた。
 希望あふれる式典は、池田先生作詞の「母」の歌の合唱で開幕。伝統の灯明式の後、B・ミーラ・ムルゲッシュ学長代理があいさつした。


メッセージ

たゆまず英知を磨き鍛え
青春凱歌の軌道を進め!


 誉れの創価池田女子大学は、2000年の開学以来、まさしく21世紀という「女性の世紀」を照らす教育の太陽として、輝く大発展を続けております。
 心身ともに健やかな女性を育む伝統が築かれ、スポーツの世界大会や全国・州の大会でも、目覚ましい活躍が光っています。
 いつも陰に陽に、学生たちを守り支えてくださっているクマナン議長ご夫妻、ムルゲッシュ学長代理はじめ、教職員の皆さま方のご尽力に、私と妻は、満腔の敬意を表したいのであります。
 この8月15日、貴国は1947年の独立から、栄光の70周年の佳節を迎えられます。
 独立の父マハトマ・ガンジーの高弟で、生涯、師弟の大道を貫いた非暴力の闘士に、私も友好を結んだG・ラマチャンドラン博士がおられます。人生の最晩年の独立記念日、博士は、未来を託す青年たちに3つの「F」を訴えられました。それは、「Free(自由たれ)」「Frank(率直たれ)」「Fearless(恐れるな)」とのモットーです。
 今日は、この独立の魂が込められたキーワードを通して、祝福のメッセージを送らせていただきます。
 第2に、「Free」。すなわち、「わが生命を自由自在に解き放つ『学びの光』を」ということです。
 ラマチャンドラン博士のモットーは、マハトマと出会いを結び、学び抜いた学生時代の鍛錬の日々に育まれたといいます。祖国の人々の自由のために、わが使命を自覚して力をつけながら、非暴力の闘争に邁進していったのです。
 究極の非暴力にして、平和を創造する力こそ、学問であり、教育にほかなりません。
 くしくも、あのインド独立の前夜の8月14日、19歳の私は、生涯の師と仰ぐ戸田城聖先生と初めてお会いしました。
 戦時中、軍国主義の弾圧に屈しなかった信念の人間教育者は、戦火や貧困に苦しむアジアと世界の民衆の流転を転換しゆくために、「人間革命」のビジョンを掲げ、一人一人の青年がいかなる不幸の鉄鎖も断ち切って、自らの生命の可能性を信じ、解き放っていけるよう、励まし指導してくださいました。
 私自身、10年近くに及ぶ日々の個人授業で、万般の学問を授けていただいたのです。
 ガンジーは、「精神の向上は、絶え間ない努力によってのみ実現する」と語っています。
 一人ももれなく偉大な使命の皆さんです。たゆまず粘り強く学び抜き、英知を磨き鍛えて、わが最極の生命を自由自在に、高く高く飛翔させていただきたいのであります。
 第2に、「Frank」。これは、「率直に語らい、温かく励まし合う『友情の熱』を」という点です。
 100年ほど前の夏8月、日本を初めて訪れた詩聖タゴールは、緑の丘で女子学生たちと大きな樅の木の下に座って語らい、詩を紡ぎました。乙女たちはさまざまな質問を投げかけ、タゴールは、その「熱心にして率直」(『古の道 タゴール講演集』北昤吉訳、プラトン社=現代表記に改めた)な向学の姿勢に感嘆したといいます。
 誠実な言葉を響かせて、友情を結び合う女性たちの快活な対話は、それ自体が、何と薫り高き詩歌を奏でゆくことでしょうか。
 タゴールは、「美と善の心および勇敢と柔和の精神」(前掲書=同)は、女性の心情を通じてこそ、世々代々に伝わると綴っております。聡明な女性のスクラムが広がれば広がるほど、家庭を、地域を、社会を明るく照らし、「平和の文化」で温めていくことができます。
 どうか、最良の学友と仲良く励まし合い、このキャンパスから、麗しき「女性の世紀」の熱を、世界へ未来へ送っていってください。
 第3に、「Fearless」。「太陽の心で、恐れなく朗らかに『希望のエネルギー』を」と呼びかけたい。
 私が対話を重ねた、インドの教育の母・ムカジー博士は、若き日に最愛の家族を失いながらも、〝どんな雲の陰にも太陽は輝いている〟と、悲哀を乗り越えて学究の挑戦を続け、そして慈愛の教育者として社会貢献の人生を歩み通されたのです。
 ムカジー博士は、若人にメッセージを残されました。「自分らしく真摯に生きるのです。自身の能力に確信を持つのです。真理をもって目標に達するのです。そして、自分の正義を信じて恐れなく進むのです」と。
 太陽は、いかなる闇も打ち払い、わが軌道を悠然と正確に進みます。
 「幸福の太陽」たる皆さんも、悩みや苦しみの暗雲を見下ろしながら、「私は負けない!」と誓いの太陽を昇らせてください。
 希望のエネルギーを満々とたたえつつ、青春凱歌の軌道を恐れなく朗らかに勝ち進んでいっていただきたいのです。
 私も妻も、世界の宝、人類の宝の皆さんが、健康で幸福で、最高に充実した学生生活を飾れるよう、日々、真剣に祈ってまいります。
 地球の未来を照らす「太陽の乙女」たちよ、青春の生命を磨き、勝ち光れ!(大拍手)
2017-08-14 : スピーチ・メッセージ等 :
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中等部夏季研修会へのメッセージ 

中等部夏季研修会へのメッセージ    (2017年8月4日 創価大学)

 首都圏中等部の夏季研修会が4日、東京・八王子市の創価大学で開かれ、中等部員、保護者ら約1000人が参加した。これには池田先生がメッセージを贈った。

メッセージ

君よ勇気の挑戦王たれ!

 私が若き「正義の走者」として創価の大道へ第一歩を踏み出したのは、1947年の8月14日。この日、座談会で初めて師匠・戸田城聖先生にお会いした時からです。
 「正しい人生」を求める私に、戸田先生は、青年らしく勇気を出して、仏法を学び、実践してごらん、と励ましてくださいました。
 先生の言われる通り、私は最高に価値ある「正しい人生」の道を、70年間、まっしぐらに走り抜いてきました。
 そして、きょう2017年の8月4日。必ずや私以上に偉大な力を発揮しゆく「正義の走者」の皆さんに、先生から教わった3つの「勇気」の指針を贈りたいのです。
 第1に、「大いなる夢へ、学び挑む勇気」です。
 戸田先生は、よく青年に大きすぎるくらいの夢を持てと呼びかけられ、「偉い人とは、若い時の夢を生涯たもち続け、それに挑み抜いた人である」と語られました。
 皆さんも大いに夢を広げながら、題目を唱え、学び、挑んでいただきたいのです。
 うれしいことに、本日は、ブラジルの模範の青年リーダーも出席してくれています。
 ブラジルの大教育者(ダルシー・リベイロ)は語りました。「勇気だ! 何に対しても自分の力を惜しむより、自分の力を使い切って失敗する方が、もっと価値がある」と。全く、その通りです。
 若い皆さんは、自分らしくベストを尽くしていけばよい。失敗しても、クヨクヨなどせず、たくましく次の勝利の糧にしていく挑戦王であっていただきたいのです。
 第2に、「太陽の心で、友情を広げる勇気」です。
 若くして妙法に巡り合った皆さんには「太陽の心」があります。どんな不幸の闇も照らし晴らせる究極の希望の光です。学会家族と一緒に太陽の心を輝かせ、悩んでいる身近な友だちのことも祈りながら、明るく賢く励ましを送ってください。
 私は、皆さんのお父さん、お母さん方と一緒に、世界中に友情を結んできました。今や、地球を包む平和と文化と教育の大連帯となっています。この創価の世界市民のスクラムを、皆さんが誇り高く、さらに未来へ伝え広げていっていただきたいのです。
 第3に、「負けじ魂で、正義を貫く勇気」です。
 学会っ子は全員が師子の子です。師子は負けない。師子は恐れない。誰に何と悪口を言われようとも、胸を張って正義の信念を叫び切る。私は戸田先生の弟子として、師子王の心で戦ってきました。だからこそ、一切を勝ち越えることができたのです。 
 この創価の負けじ魂を、私は、不二の皆さん一人一人の命に厳然と託します。
 御書には「竹の節を一つ割れば、他の節もそれにしたがって割れていく」(1046㌻、通解)と説かれます。
 皆さんも、目の前のどんなハードルも、勇敢に、一つまた一つと飛び越えていってください。そのたゆまぬ挑戦から破竹の勢いが生まれます。
 大好きな、信ずる皆さんが、強く朗らかに青春勝利へ大前進しゆくことを祈って、私のメッセージとします。
 「正義の走者」の歌を皆さんと心一つに口ずさみつつ(大拍手)。
2017-08-13 : スピーチ・メッセージ等 :
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全国未来部夏季研修会へのメッセージ

全国未来部夏季研修会へのメッセージ   (2017年8月1日 創価大学)

 全国未来部夏季研修会が1日、東京・八王子市の創価大学でスタートした。研修会には47都道府県から男女高等部員の代表約800人と担当者らが参加。池田大作先生が真心のメッセージを寄せ、誇り高き「正義の走者」である未来部の友に、英知と友情と栄光の創価後継の道を託したいと呼び掛けた。
 青々と木々が茂る、夏の創価大学のキャンパスに、未来の大樹と育ちゆく宝の友が続々とやってきた。
 北から南から、地域によっては飛行機とバスを乗り継いで。迎えてくれたのは、遠来の疲れも一瞬で吹き飛ぶような、男女青年部の先輩たちのとびきりの笑顔だった。
 「ようこそ!」「待ってたよ!」「楽しい思い出をいっぱいつくってね!」――温かく力強い声援を浴びて、参加者は、いよいよ始まる研修会への期待に胸を膨らませた。
 研修会の開講式では、木﨑未来部長、高澤女子未来部長が新しい友、新しい自分との〝出会い〟を果たし、師匠への誓いを立てようと訴えた。
 竹岡青年部長のあいさつ、代表メンバーによる活動報告の後、石黒未来本部長が皆の大成長を念願した。



メッセージ

何があっても朗らかに前へ! 君よ信念と英知の走者たれ

 わが師・戸田城聖先生と初めてお会いしてより70年の8月を、今朝、私は万感の思いで迎えました。
 当時の私と同じ年代の心凜々しき高等部の友が、日本全国より、創価大学へ集い合ってくれているからです。恩師が10代の私に授けてくださった後継の旗を、奇しき縁で結ばれた君たち、あなたたちに譲ることができるからです。
 皆、祈り、学び、挑戦と努力を重ねて、参加を勝ち取ってくれ、本当にありがとう!
 私の心を分かち合ってくれる担当者の方々の尊い献身に、厚く感謝申し上げます。男女青年部また学生部をはじめ、陰で支えてくれている皆さん方、お世話になります。
 誇り高き「正義の走者」の皆さんに、きょうは3つの創価後継の「道」を託したい。
 第1に、「平和の未来へ羽ばたく『英知の翼の道』」です。
 「英知を磨くは何のため 君よ それを忘るるな」――私が創価大学生に贈った指針です。皆さんが日々、勉学に挑んでいることは、とても地味に思えるかもしれない。しかし、ひとたび自らの使命を深く自覚するならば、今、地道に磨いている英知は、全て未来へ羽ばたく翼となります。これからの人類の平和を創る希望の力なのです。
 私が対話を重ねた中国の文豪・王蒙先生は、80代の今も学び続け、語られています。
 「進まざれば後退。これが学習の特質です」と。
 何があっても前へ前へ! 倒れても、また立ち上がって、たくましく朗らかに前へ! 
 学べ、学び抜け! 創価のメロスは、不屈の「英知の走者」であっていただきたい。
 第2に、「共々に勝利の前途を照らしゆく『友情の光の道』」です。
 日蓮大聖人は、「人のために火をともせば・我がまへあきらかなるがごとし」(御書1598㌻)と仰せになりました。友情の火をともすことは、そのまま互いの前途を照らす光となるのです。
 創価学会は、生命の尊厳に目覚めた一人一人が、悩める友のために、友情の火、励ましの火をともし、民衆の勝利の前途を照らしてきたスクラムです。かけがえのない、この光の道を、皆さんは胸を張って進み、地球の明日を輝かせていただきたいのです。  
 とりわけ、今回の研修の仲間とは、仲良く楽しく、一生涯の絆を築いてください。
 最後に、「信仰の無敵のエンジンで勝ち進む『栄光の巌の道』」です。
 戸田先生は、「生きるならば、大哲学、大思想、大宗教を持ち続けて、栄光の一生を飾れ!」と叫ばれました。直弟子の私は、その通り、70年間、走り抜いてきました。
 それは、御書に「魔競はずは正法と知るべからず」(1087㌻)と仰せの如く、一番正しいからこそ、一番魔が競い起こる苦難の道でありました。
 しかし、正義の信仰とは、この世で最も尊く、最も強い無敵のエンジンです。私は、この究極の信念の力で、どんな試練も圧迫も、創価の同志と乗り越えてきたのです。
 不二の弟子である皆さんもまた、題目を唱え抜きながら、行く手に立ちはだかる、あらゆる巌を断固と勝ち越え、前人未到の峰に栄光の旗を翻していただきたいのです。
 ともあれ、21世紀の開幕の時に生まれ出でた黄金世代の皆さんを、私は地涌の本命と定め、ずっと見守り続けていきます。この3日間、見違えるように大成長して、帰ったら、送り出してくれたご家族や地域の方々に、最高に晴れ晴れとした笑顔で、「ありがとう!」と伝えていただくことをお願いして、私のメッセージとします。
 従藍而青の愛弟子の君たち、あなたたちに健康あれ! 勇気あれ! 凱歌あれ!(大拍手)
2017-08-13 : スピーチ・メッセージ等 :
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九州インド青年先駆総会へのメッセージ 

九州インド青年先駆総会へのメッセージ    (2017年7月23日 九州池田講堂)

世界広布は我らの手で

 初めに、このたびの豪雨災害に際し、重ねてお見舞い申し上げるとともに、復旧・復興の支援へ尊い汗を流してくれている九州の友に、心から感謝します。
 60前、わが師•戸田先生は、ここ大九州から、仏教発祥の天地•インドへ思いを馳せながら、「東洋広布」さらに「世界広布」の実現を、私たに烈々と託されました。それは遥々と何度も九州へ折伏に足を運ばれた牧口先生 のお心でもありました。
 時は満ち、時来たりて、今日ここに創価の三代がいずこにもまして信頼し愛する九州家族と共に、仏法源流のインドに踊り出た、かくも凜々しき地涌の宝友をお迎えすることができました。
 深き宿縁で結ばれた、久遠らのインドの兄弟姉妹を、私たちは万雷の拍手をもって、熱烈に大歓迎しようではありませんか!
 「日蓮さきがけしたり」(御書910㌻)との御本仏の師子吼に直結して、九州とインドが共々に頼もしく翻してくれているのが、誇り高き「先駆」の旗であります。
 今回の来日を目指し、インドの皆さんがどれほど目覚ましい世界先駆の青年拡大を成し遂げてこられたか。私たちは、よくわかっております。
 そして、その偉大な同志を、断じて先駆の共戦で迎えるのだと、九州の皆さんは立正安国の戦いも先頭に立って、民衆の凱歌を轟かせてくれました。
 大聖人が全てを御照覧です。
 御聖訓に「先さきをしてあらん者は三世十方の仏を供養する功徳を得べし」(同1415㌻)と仰せの通り、インド家族と九州家族の一人一人の 功徳は無量無辺であると、晴れ晴れと確信していただきたいのであります。
 今、大聖人の太陽の仏法は、全地球を赫々と照らし始めました。
 今日は、改めて「諫暁八幡抄」を皆で拝したい。
 「月は西より東に向へり月氏の仏法の東へ流るべき相なり、日は東より出づ日本の仏法の月氏へかへるべき瑞相なり」「日は光明・月に勝れり五五百歳の長き闇を照すべき瑞相なり」「各各我が弟子等はげませ給へはげませ給へ」(同588〜589㌻)と。
 いまだ世界は紛争や対立が渦巻き、また自然災害も打ち続き、民衆を覆う苦悩の闇は深いものがあります。だからこそ、創価の平和と文化と教育の連帯が、地球社会の希望と輝きを増しているのです。
  私たちは「五五百歳長き闇を照す」太陽の仏法の大光を、いやまして鮮烈に放ってまいりたい。そして、この末法万年尽未来際にわたる大遠征の「先駆中の先駆」を、私は牧口先生、戸田先生とご一緒に、九州とインドのスクラムに託したいのであります。
 では、人類に勇気と英知の陽光を贈るために、大切なことは何か。
 私たちが敬愛するインドのカラム元大統領は、生前、「心に点火を!」と呼び掛けておられました。〝火の国〟九州の魂とも共鳴する信念です。
 わが九州の父母たちが、草創の時から、いかなる悪口罵詈にも怯まず、大情熱と大誠実の対話を粘り強く重ねて、一人また一人と、妙法の炎を心に点火してきた歴史を私は忘れることはできません。
 御義口伝には釈尊の最初の弟子に触れられ、妙法の智慧の火には、生死苦悩の開を照らし晴らす光があるとともに、煩悩を燃やして価値創造のエネルギーに転ずる熱と力があると示されております。
 さあ、九州とインドの男女青年部の皆さん! 世界一の生命尊厳の哲理の炎を明々と掲げ、不屈の負けじ魂で自他共に人間革命の勝利劇を地域へ社会へ、世界へ未来へ、繰り広げてくれたまえ。
 かけがえのない宝の皆さんの健康と幸福、ご一家の繁栄を強盛に祈ります。
 世界の模範の異体同心のスクラム、万歳!
 「アジア広布、世界広布は我らの手で」と、明るく仲良く楽しく勝ち進もう!
2017-08-13 : スピーチ・メッセージ等 :
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